妊娠初期の腹痛 

2016/07/19

妊娠初期の腹痛。生理痛に似た痛みがあるときの原因とは

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妊娠初期の腹痛。生理痛に似た痛みがあるときの原因とは

妊娠初期の腹痛は生理痛によく似ているといわれています。そもそも妊娠初期に腹痛を感じるのはなぜでしょうか?今回は妊娠初期に生理痛に似た腹痛を感じる理由と、流産などの危険を伴う腹痛の特徴についてご紹介します。

妊娠初期に起きる生理痛に似た腹痛の主な原因

妊娠初期にあたる妊娠7週目ごろまでの赤ちゃんを胎芽(たいが)と呼んでいます。妊娠すると、胎芽を育てるために子宮が伸びます。このときに子宮の周りにある筋肉が緊張したり、子宮を支えている靱帯や膜などが引っ張られるため、妊娠初期は腹痛を感じることがあるといわれています。

また、子宮が大きくなることによって胃腸が圧迫されるうえ、妊娠中はホルモンバランスが乱れるため、便秘や下痢の症状が現れることがあります。これらの腹痛は一時的なものがほとんどですが、その痛みは生理痛に似ているといわれています。

生理痛よりひどい痛みの場合は流産のリスクも

妊娠初期に起きる腹痛で生理痛とよく似た痛みは、妊娠によって生じた身体の変化から来るものと考えらます。しかし、痛みが強い場合は、流産の可能性があるため注意が必要です。

流産は、少量の出血が続き、腹部の痛みが徐々に強くなっていくという特徴があります。さらにつわりが急になくなる、胸の張りがなくなる、茶褐色や鮮血の出血がある場合は要注意です。強い痛みが30分以上続く場合や、痛みに出血を伴っている場合はすぐにかかりつけの医師に相談してください。

激しい痛みを伴う腹痛は流産の可能性があるほか、子宮外妊娠の場合もあります。子宮以外の場所で赤ちゃんが成長してしまう子宮外妊娠は、放っておくと卵管が破裂し、大量の出血を引き起こすこともあるためこちらも注意が必要です。流産同様、子宮外妊娠によって引き起こされる腹痛も継続的な腹痛が特徴です。痛みが引かない場合は病院を受診しましょう。

妊娠初期の腹痛と生理痛はよく似ているので見極めは難しい

身体の変化によって生じる妊娠初期の腹痛は、生理痛とよく似ているためその違いを見極めることは非常に難しいです。妊娠に心当たりがある方は、生理が来るのを待ち、予定日に来なかった場合は妊娠検査薬を使用して確認するか、病院を受診してみましょう。


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