高齢出産

2016/07/29

37歳で出産、切迫早産に…2人目のときは何に気をつけるべき?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

37歳で出産、切迫早産に…2人目のときは何に気をつけるべき?

切迫早産は高齢出産が原因なのでしょうか。今回の相談者は37歳の女性です。1人目を出産した際、高血圧や糖尿病、切迫早産で入院したといいます。2人目を望んでいますが、繰り返さないためには何に気をつければよいのでしょうか。専門家に聞いてみました。

妊娠についての相談:「妊娠中のトラブルを繰り返さないためには?」

現在39歳ですが、もう一人子どもが欲しいと思っています。37歳で出産したときには血圧が高かったり、妊娠糖尿病や、切迫早産と診断されました。これは高齢出産と関係あるのでしょうか。それとも遺伝なのでしょうか。もし次の妊娠でまた切迫早産で入院すると、上の子を見てくれる人がおらず、心配です。妊娠高血圧、糖尿病にならないためには日ごろの生活で何を心がければよいのでしょうか。(30代・女性)

高血圧の症状があれば妊娠高血圧症候群。原因はさまざま

高血圧の症状があると妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)といわれます。さまざまな原因によって起こるため、日ごろから注意が必要です。

妊娠20週から分娩後12週までに①高血圧がみられる、または②高血圧と蛋白尿がみられる場合に妊娠高血圧症候群と診断され、注意が必要です。原因は不明ですが、子宮胎盤の循環障害、母体の循環障害などが考えられています。(医師)
妊娠高血圧症候群は、どの妊婦さんにもリスクがあります。もともと糖尿病や腎臓疾患、高血圧の人や、過去の妊娠で妊娠高血圧症候群と診断された人、家族にこれらの疾患を持つ人がいたり、肥満だったり、ストレスをためやすかったり、40歳以上の高齢出産の人には、そのリスクが高まるといわれています。(医師)
妊婦中期から後期になると、妊娠高血圧症候群を発症しやすくなりますから、日頃から注意しなければなりません。切迫早産になったらというより、ならないように注意してみてもらってください。(医師)

規則正しい生活習慣を心がけて。バランスのとれた食生活を

予防のため、規則正しい生活とバランスのとれた食生活を心がけましょう。適度な運動やストレス解消も大切です。

妊娠で血圧が高くなったり、妊娠糖尿病と診断されたり、切迫早産になるのは、確かに年齢の影響もあるといわれます。しかし、年齢が高ければ誰もが同じようになるわけではないです。体質や、現在や妊娠後の生活習慣にも影響されるでしょう。遺伝的なことが影響することもわかっています。(看護師)
予防のためには、糖分、塩分などのバランスのとれた食事を心がけること、急激な体重増加を防ぐこと、体調がよいときは普段の家事に加え、散歩などの軽い運動をすること、睡眠や休息をとってストレスをためないこと、身体を冷やさないようにし、マッサージなどで血行をよくすることなどがあります。(医師)
前回いろんな症状が出たからといって、今回も同じようになるということではないですし、切迫早産になるわけでもありません。妊娠による高血圧や糖尿病を防ぐために、栄養バランスのとれた食事を心がけ、適度にストレッチや散歩など運動をし、しっかり睡眠をとることです。(看護師)

さまざまな要因から妊娠中のトラブルは起こります。日ごろから健康的な生活を送ることが大切です。規則正しい生活習慣と、バランスのよい食生活を心がけましょう。


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