病院選び・救急車

2016/08/02

6歳の子どもの急病。救急利用は控えるべき?救急外来で叱られた

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

6歳の子どもの急病。救急利用は控えるべき?救急外来で叱られた

幼い子どもはまだ免疫力も弱く、急に熱を出したり突然嘔吐しがちなもの。そんなとき頼りになるのが救急外来ですが、救急外来を受診すべきかどうか、どのように判断すればよいのでしょうか。

6歳のママからの相談:「救急外来を受診すべき状態について」

6歳の子どもが熱を出して、病院でもらった薬を飲ませました。夜中に2、3回嘔吐して熱が39度になり、全身に赤い発疹が出たので救急外来に電話して受診すると、アレルギーだから明日で大丈夫だった、インターネットの情報は見ないのかときつくいわれて泣きそうでした。高熱、発疹でも救急利用は控えるべきなのでしょうか。(40代・女性)

どんなときに救急外来に?

緊急性があるかどうかを素人が判断するのは難しいこと。症状の急変やもしも最悪のことが起こったらと考えると、救急外来で見てもらったのは間違いとはいえないようです。

インターネットにはさまざまな情報がありますが、お子さんに合った情報かどうかは不確かですし、子どもの疾患はどう急変するか予測できないものもあります。夜間のお子さんの急病は心配ですし、症状が悪化する前に病院に連れていくことは大切です。(産科婦人科医師)
アレルギー反応で蕁麻疹ができている場合、気道の粘膜にも蕁麻疹ができることがあります。この場合呼吸困難を起こし、最悪の場合、窒息死することもあります。お母さんは事前に病院に電話して、受診した方がいいかを確認したうえで受診されたのでしょうから、自分を責める必要はありません。(産科婦人科医師)
救急外来の利用判断は迷うことがありますよね。高熱で救急外来を受診する目安は、下痢や嘔吐がひどく苦しんでいるときや夜眠れないとき、意識がぼんやりしているとき、激しい頭痛が見られるとき、手足が冷たく青ざめた顔色をしているとき、食欲がなく水分が摂取できないときなどが挙げられます。(内科看護師)

普段から万が一に備えておく

小さな子どもを抱えているお父さんお母さんにとって、一番動揺してしまうのが子どもの急病です。もしものときに備えて、日頃から相談できる窓口をきちんと控えておきましょう。

いざというときのことを考えて、かかりつけの病院を見つけ、夜間でも連絡がとれるようにしておくと安心です。(産科婦人科医師)
判断に困る場合は、小児救急電話相談事業所に相談することも可能です。#8000に電話すると、お住まいの地域の事業所につながり、小児科医や看護師が相談にのってくれます。事前にホームページなどで事業時間を調べて利用してください。(産科婦人科医師)

病院を受診する必要があるかなど、事前に個々のケースについて回答するのは専門家にも難しいようですが、何か起こったとき、専門家が相談にのってくれる窓口があるとはありがたいですね。ぜひ連絡先を控えておきましょう。


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