むくみ

妊娠中の浮腫みを防ぐために心がけたい7つのこと

妊娠後期に手や足が浮腫み(むくみ)やすくなるのはよくあること。その浮腫みに伴い、手が痺れ(しびれ)るようになったという相談者さんに、看護師さん達がアドバイスしています。

27歳女性からの質問:「手足の浮腫みと痺れ対策でできることは?」

妊娠35週目。最近になって手足が浮腫み、手が痺れるようになりました。健診ではほぼ問題なしとの結果でしたが、これ以上の浮腫みは良くないと医師から言われました。痺れがあるのも不安ですし、塩分や必要以上の水分は摂らないようにしていますが、他にも注意できることはありますか?(27歳・女性)

マッサージや足湯で血行の促進を

身体を温めて血行をよくするために、まずは手軽にできることから始めてみましょう。

妊娠後期はお腹が大きくなって足の付け根を圧迫するため、食事に注意しても浮腫み易い状態です。まずはこまめに足を伸ばすこと。できれば少し高い位置に上げるといいでしょう。また足の裏やふくらはぎ、股関節をご自身でマッサージし、血液の循環が良くなるようケアをしましょう。(一般内科看護師)
お風呂や足浴なども有効です。塩分は、尿タンパクが出る前にさらに控えることをおすすめします。そして、しっかり運動をし体重管理をすることです。(一般内科看護師)
散歩など軽い運動をしたり、マッサージで血行をよくしてください。最近はふくらはぎやリンパのマッサージもあります。身体を冷やさないよう、生姜やニラなどを摂り、湯船にしっかりつかって、湯冷めしないようにしましょう。(産科・婦人科看護師)

妊娠高血圧症にならないための7つのポイント

妊娠中は誰もが浮腫みやすくなりますが、放って置くと妊娠高血圧症になる恐れもあるため、日頃の心がけが大事になってきます。

妊娠中の浮腫みを放置すると、妊娠高血圧症になる可能性もあるので要注意です。原因は、塩分の摂り過ぎや運動不足、妊娠による体重増加、冷えによる血行不良、同じ姿勢を長時間保持することで血液が停滞する、衣服の締め付けやストレスや疲労によるホルモンバランスの崩れなどが主なものです。(整形・形成外科看護師)

また、浮腫みを防ぐには以下の7つの点を抑えてください。

1.塩分は控えめに:
体内のナトリウム濃度が上がると、それを薄めるために水分を多く摂取し、身体に水が溜まってしまいます。
2.運動を心掛ける:
筋肉はポンプのように血液を心臓に送る役割があるため、足の筋肉は特に大切です。無理のない程度に運動を心掛けて。近所に買い物に行くなどでも構いません。寝ている時には、足の下に枕などを入れ、足を高くしましょう。
3.ストレスや疲労を溜めない:
マッサージや軽い運動、またはアロマなどでリラックスし、睡眠時間もしっかり確保しましょう。
4.身体を冷やさない:
身体を冷やして血行が悪くなると浮腫みが出やすくなります。足湯やお風呂などで温めましょう。
5.同じ姿勢で長時間いることを避ける:
浮腫みやすくなるので、こまめに身体を動かすようにしましょう。 
6.衣類の見直し:
妊娠中は衣服の締め付けが浮腫みの原因となります。ゆったりとした締め付けの無い衣類にしましょう。
7.カリウムを積極的に摂る:
カリウムはナトリウムを排出し、浮腫みを解消します。豆類、海藻、魚類や果物にはカリウムが豊富なので、積極的に摂りましょう。

7つのポイントに気をつけながら、血行がよくなることを生活に取り入れていきましょう。


2015/01/21

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)