対処法

長引く悪阻対処に抑えておきたい4つのポイント

妊娠中の悪阻は初期限定のイメージですが、個人差があります。30週を迎えても酷い悪阻に悩まされる相談者さんに、看護師さん達から寄せられた回答を見てみましょう。

30代女性からの質問:「妊娠30週まで続く悪阻について」

30週になっても悪阻が収まりません。3か月頃からひどい悪阻が始まり、そのうち治まるといわれてきましたが未だに治まりません。朝起きた時から車酔いをしているようで辛いです。特に芳香剤や洗剤などの匂いが気持ち悪く感じます。石鹸やシャンプーの匂いがするため、お風呂に入ることも苦痛です。出産まで続くこともあるのでしょうか。早く悪阻が収まる方法はありますか。(30代・女性)

ストレスは大敵、匂いの強いものは除去して

妊娠後期の悪阻は珍しくありません。また、身体をアルカリ性にしておくといいようです。

長引く悪阻は、疲れやストレスによるものとも考えられます。妊娠中は神経が過敏になり、些細なことが気になったり、不安になります。リラックスして、気分転換をしてください。睡眠はとれていますか?疲れたら、昼間でも横になって休むようにしましょう。長引く悪阻には、家族の協力も必要です。(精神科看護師)
臭いに関しては、生活用品はなるべく無臭のものを使い、外出の際は、マスクをして出かけるとよいと思います。また、果物や野菜を多めにとって、身体をアルカリ性にすると悪阻が軽減されるといいます。食べられるようでしたら、バランスのとれた食事を心がけてください。(産科・婦人科看護師)
妊娠初期と後期で症状は違いますが、悪阻が出産直前まで続き、吐き気で食事がとれない人もたまにいますので、心配しなくても大丈夫です。ただ、吐き気などは出産すると落ち着く人はいますが、芳香剤などの強い刺激のある匂いは出産後も苦手になる人がいたり、赤ちゃんが苦手な匂いである可能性が高いので、今のうちに家の中の強い匂いのある物は取り除いておきましょう。(一般内科看護師)

参考にしたい悪阻対処の4つのポイント

悪阻は原因となるものを取り除き、ストレスの無い状態にすることが大事というアドバイス。以下の4点を参考にしましょう。

ご質問は後期悪阻といわれるもので、通常は妊娠初期に起る悪阻が再発したり、いつまでも続くような状態のことです。出産まで吐いていらっしゃった方もいます。体重の増え方に問題があるようなら、入院してビタミン剤や吐き気止めのお薬を点滴する必要がある場合もあります。(一般内科看護師)

一般的な悪阻の対処法とは、

1.食べられるものを食べられるだけ食べる:
悪阻が悪化するので、無理は禁物です。
2.ショウガを取り入れる:
ショウガは自然の吐き気止めと言われ、漢方では粉末で、西洋ではお茶として利用されてきました。生姜湯などで生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
3.リラックスできる環境を作る:
ストレスや不安、心配など精神的な要因でも悪阻はひどくなりますので、マッサージや趣味などでストレスを和らげるよう心掛けてみましょう。
4.適度な運動を行う:
運動をすることで悪阻の症状を緩和することができ、出産に必要な筋肉も鍛えられます。ヨガやスイミングなど、できる範囲で運動してみましょう。

ストレスや食事に気をつけ、運動をすることで、悪阻を軽くする方法はあるようです。ご自分にあった対処法で、できることから始めてみましょう。


2015/01/21

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