虫歯・歯医者

2016/08/07

虫歯になりやすい歯の性質は遺伝するもの?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

虫歯になりやすい歯の性質は遺伝するもの?

歯医者さんへ行くことが苦手な人は多いでしょう。気を付けているのに虫歯になりやすいのは我が子に遺伝するのか、また歯医者通いを心配するママに対し、お医者さんや歯科衛生士さんはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

ママからの相談:「虫歯になりやすい性質は遺伝する?」

私は子どもの頃から虫歯になりやすく、着色もしやすいです。息子も、毎日仕上げ磨きをしていますが、お茶の色がつきやすく虫歯になりかけているようです。このような歯の性質は、遺伝するのでしょうか。私の父親も同じような性質なので、遺伝だとしたら一生歯医者通いなのかと思うと不安です。赤ちゃんの頃は同じ箸で食べることを避けてきましたが、目を離した隙に私のスプーンで食べてしまったことがあるのも心配です。(30代・女性)

虫歯の原因は多様、遺伝的要素もある

虫歯のなりやすさには様々な要素が関係しており、その中には遺伝的要素もあります。虫歯を防ぐために食具の共用を避けるのも有効ですが、完全に防げるわけではありません。また、よくお茶を飲み着色しやすい歯を持つ子どもは虫歯になりやすいそうです。

虫歯のなりやすさは、歯の質・唾液の質や量・口の中の細菌の量や種類・食習慣・歯みがき習慣など、さまざまな要素が関係しています。その中で歯の質や唾液の質・量に関しては、遺伝的な要素が確かにあり、おじいちゃんやママが歯で悩んできたのであれば、特に気を付ける必要があるでしょう。箸やスプーンの共用を避けるのは、口の中の細菌の量や種類をコントロールするための有効な方法ですが、それだけでは虫歯は防げません。(歯科衛生士)
虫歯は、食べ物のカスに虫歯菌が付着してできるので、同じ食具を使ったとしても食後にしっかり歯磨きをしておけば予防できると思います。虫歯になると歯の色が変わってくることがありますが、お茶をよく飲む子どもは歯が着色しやすいです。着色自体が虫歯の原因にはなりませんが、着色しやすい歯はエナメル質が弱いため、虫歯になりやすいと考えて下さい。(産科医師)

虫歯予防のために習慣づけたいこと、歯科でできること

虫歯を予防するためには、歯磨き習慣やよい食習慣を身につけ、定期的に歯科検診を受けるとよいでしょう。歯科では唾液の検査やクリーニングもできます。

歯に悩まない人生を送らせてあげるために一番大切なのは、よい習慣をつけること。つまり、歯磨きや食習慣、そして虫歯がなくても定期的に歯科検診に行く習慣です。また、心配であれば唾液テストなどによる虫歯のなりやすさの検査を受けておくと、予防計画がより立てやすくなります。(歯科衛生士)
気になるようなら、定期的に歯科でクリーニングしてもらうとよいです。大人と同じ歯磨き粉が使えるようになれば、ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使用してください。虫歯を予防するためには、食後にしっかり歯磨きをすることが一番大切です。(産科医師)

虫歯のなりやすさには様々な要素が関係しており、遺伝的なものあるそうです。虫歯を防ぐためには、食具の共用を避けるのも有効ですが、歯磨き習慣やよい食習慣を身につけ、定期的に歯科検診を受けるとよいようです。歯科で検査やクリーニングを行いましょう。


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