歯磨き

2016/08/10

歯磨き粉を使いたがる乳児…フッ素入りは何を基準に選ぶ?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

歯磨き粉を使いたがる乳児…フッ素入りは何を基準に選ぶ?

小さい子どもが使う歯磨き粉はどのようなものがよいのでしょうか。今回は子どもの歯磨き粉についての相談です。もうすぐ3歳になる子が、歯磨き粉を使いたがるようになりました。フッ素配合のものを与えたいママですが、対象年齢の記載がないものが多く、悩んでいます。歯磨き粉の選び方について専門家に聞いてみました。

ママからの相談:「乳幼児の歯磨き粉、選ぶ基準は?」

もうすぐ3歳になる子どもが、小学生のお姉ちゃんの真似をして歯磨き粉を使いたがります。まだ必要ないのでは、と思いますが、歯磨き粉を使うと喜んで歯磨きをしてくれます。そのため乳幼児を対象としたものを使用していますが、フッ素配合のものでも含有量や値段がさまざまで、対象年齢の記載がないものがほとんどです。どこをポイントに選んだらよいのでしょうか。(30代・女性)

歯磨き粉は上手に吐き出せるようになってから。研磨剤入りは避けて

歯磨き粉は上手に吐き出せるようになってから使うのがよいようです。柔らかいエナメル質を傷つけないよう研磨剤の入っていないものを選びましょう。

キレイに磨けているなら歯磨き粉は必要ないですが、喜んで磨いてくれるのなら使っても問題ありません。子ども用の歯磨き粉を選んでいるのは正解です。大人用の歯磨き粉には粗い研磨剤が多く含まれ、子どもの柔らかなエナメル質を傷つける場合があるからです。(歯科衛生士)
何歳から歯磨き粉を使うべきという決まりはありませんが、小さい子どもは力まかせに磨くことがあり、歯ブラシだけでは摩擦で歯や歯茎を傷つけることがあります。歯磨き粉を使用すると摩擦を和らげ、虫歯予防効果も高まります。(産科・婦人科医師)
確かに子ども用の歯磨き粉も種類はさまざまで、どれがよいか悩むと思います。刺激の少ないもので研磨剤が入っていないものがよいでしょう。小さいお子さんは飲み込んでしまうこともあります。うまく吐き出せない時期は、歯磨き粉を使用しなくてもよいです。お子さんが希望するなら、歯磨き粉の量は少量にしてください。(産科・婦人科医師)

うがいがうまくできないうちはフッ素量が少ないものを。とり過ぎに注意

うがいがまだ上手にできないうちはフッ素の含有量が少ないものを選びましょう。フッ素のとり過ぎは身体によくありません。適量を守って使用しましょう。

うがいが上手にできないうちはフッ素含有量が低めの500ppm前後のものを。うがいができるようになればある程度、量があるものでもかまいません。(歯科衛生士)
フッ素入りの歯磨き粉は、お子さんがうがい水を吐き出せるようになってからがよく、吐き出せない場合は、フッ素が500ppm以下のものがよいです。歯磨き粉ではなく、スプレータイプのものでもよいでしょう。(産科・婦人科医師)
フッ素を摂りすぎると、腹痛や吐き気などの中毒症状が出ることがありますが、このような症状が出る急性中毒量は、体重1kg当たり2mgで、チューブ丸々一本食べても大丈夫なように設定されています。ていねいな歯磨きのためにも、つけすぎに注意し(適量は年齢×1ミリ)泡立ちの少ない歯磨剤を選びましょう。(歯科衛生士)

キレイに磨けているなら歯磨き粉は必要ないようですね。歯磨き粉を使うなら、研磨剤入りのものは避け、うまくうがいができないうちはフッ素の含有量が少ないものを選びましょう。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加