虫歯・歯医者

2016/08/10

3歳のときの虫歯が6歳で出血…痛みはないけど病院に行くべき?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

3歳のときの虫歯が6歳で出血…痛みはないけど病院に行くべき?

歯の治療を嫌がる子どもに頭を悩ませるママは少なくありません。今回の相談者もそんな一人。3歳のときに虫歯ができたものの、子どもが治療を嫌がり、6歳になってから出血するようになりました。痛みはなく、放っておいてよいものかと悩むママに、専門家からはどのような回答が寄せられたでしょうか。

ママからの相談:「治療できなかった虫歯が出血するようになりました」

3歳のときにひどい虫歯で歯医者に行きましたが、子どもが治療を嫌がり、本人に治したい意思がなければ治療できないと言われ、痛み止めを詰めてふたをする処置だけ行ないました。何度通院しても変わらず、他の歯医者でも同じでした。1年ほどして痛がらなくなり、そのままになっていましたが、6歳になって歯を磨くたびに多めの出血をするようになりました。放っておいてよいものでしょうか。痛みはないようです。(40代・女性)

放っておかずに治療を。6歳なら話せばわかるはず

痛みはないとはいえ、出血の原因はいろいろ考えられます。やはりきちんと治療をするのがよいようです。6歳なら治療を嫌がらずに受けることができるはず、との声がありました。

結論から申し上げますと、放っておいてはいけません。歯磨きのたびに多めの出血があるということですが、出血は虫歯の穴からでしょうか。それとも虫歯周辺の歯ぐきからでしょうか。あるいは、虫歯周辺からのみ出血するのでしょうか。それともほかの場所からも出血しますか。これらをしっかりと見極めたうえで、歯科医院の受診をお勧めします。(歯科衛生士)
出血の直接の原因としては虫歯関連のほか、歯肉の炎症など、さまざまな可能性があります。まれにですが、腫瘍や血液の病気のサインのこともあり、どの場合でも治療が必要です。(歯科衛生士)
乳歯の虫歯を放置した結果になっていますので、永久歯に影響がないよう、必要な検査と処置を行なうことが大切です。今はもう6歳ですし、痛みでパニックになることもなく、前もってきちんと話せばわかる年齢です。(歯科衛生士)

歯磨きの仕方を見直して。週に一度は歯垢の除去を

歯磨きの際の出血なら、歯磨きの仕方も見直しましょう。週に一度は大人が歯間ブラシなどで歯垢を取ってあげましょう。

虫歯菌が歯茎の中にまで侵入し、歯茎が弱くなっているか、あるいは歯肉炎を起こしているのかもしれません。歯茎の傷は、歯磨きや食べ物が擦れることで治りにくい傾向にあります。歯磨きのたびに出血するのでしたら、まずは歯ブラシやブラッシングの仕方を見直してください。(産科・婦人科医師)
歯ブラシは子ども用の柔らかい素材のもので、毛が密集しているものがよいでしょう。歯ブラシを強く押しつけるのは避け、歯に直角にあてて、小刻みに横に動かしながら磨きます。(産科・婦人科医師)
歯茎に傷があると、雑菌が付着しやすく、子どもの歯磨きでは、不十分な場合もあります。できれば、週に1回でもよいので、歯間ブラシやデンタルフロスで、歯の間の歯垢を取り除いてください。(産科・婦人科医師)

3歳のときには難しかった歯の治療も、6歳ならきっと受け入れられます。子どもを信じて、きちんと話をして、病院で治療を受けましょう。歯磨きの仕方を見直してみましょう。


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