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2016/08/03

8/1~7は『世界母乳育児週間』しかし世界の現状は

この記事の監修/執筆

ニュース編集部

8/1~7は『世界母乳育児週間』しかし世界の現状は

世界の新生児の悲しい現実

ユニセフ(国連児童基金)は世界の新生児の二人にひとりに相当する7,700万人は生後一時間以内に母乳を与えられておらず、病気や死から身を守ってくれる免疫や、必要な栄養素も与えられていないことを発表しました。

母乳は赤ちゃんの死亡リスクを減らせる

母乳の開始が2~23時間遅れると、生後28日以内に亡くなるリスクが40%増加してしまいます。24時間以上遅れると、そのリスクは80%にまで上がってしまうのです。

アフリカ諸国では、データを取り始めてから母乳の摂取率はほとんど増加していません。この15年で早期の授乳開始率が3倍アップした南アジアですら、十分ではありません。

多くの新生児が母乳が与えられるまでの期間を待たされているのが現状です。医師、看護師、助産師の介助のもと生まれてきた赤ちゃんですら、適切な支援を受けていないのが問題なのです。

多くの国では生まれて最初の3日間で粉ミルク、牛乳、砂糖水を与えられています。このような状態では授乳を開始し、母乳を与え続けることが難しい状況なのです。

母乳育児を推奨するユニセフの言葉

生後すぐ母乳を与えることにより、なにより母親と赤ちゃんの間に肌と肌との触れあいの場ができます。

「もしすべての赤ちゃんが、誕生直後から6カ月まで母乳のみで育てられれば、毎年80万人の命を守ることができると考えられています」とユニセフの栄養アドバイザーであるフランセ・ビギンは述べています。

ユニセフとしては母乳育児の促進と、栄養改善を目指した活動を続けています。

参考サイト

公益財団法人日本ユニセフ協会のプレスリリース(PR TIMES )


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