病院選び・救急車

2016/08/13

生後1週間の子が泣き止まない。夜間に救急外来を利用する際の注意点とは?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

生後1週間の子が泣き止まない。夜間に救急外来を利用する際の注意点とは?

小さな子どもの体調変化は何かと心配が尽きませんが、どのような時に救急外来へ行けばよいのでしょうか。夜間、生後間もない赤ちゃんの呼吸が苦しそうな時に利用したことがあるというママからの相談に、専門家たちがアドバイスしています。

ママからの相談:「どのような症状の時に救急外来へ行くべきか」

子どもが生後約1週間の時、鼻が詰って息が出来なくて母乳が飲めず、お腹が空いているのか泣き止まない事がありました。口での呼吸が上手にできず苦しそうだったので、呼吸困難になるのではと不安に思い、夜間の救急外来を連絡もせずに受診しました。夜間に子どもの体調の変化があった場合、救急外来を利用してもよい場合や注意事項があれば教えてください。(36歳・女性)

救急病院へ駆け込む目安

応急処置を施しても症状が続くような場合は、すぐに受診したほうがよいようです。

意識がない、呼吸が弱って顔色が悪い、痙攣が数分以上続くような場合は、すぐに救急外来を受診してください。その場合も受診前にあらかじめ電話で症状を伝えておいた方が、病院に到着してからの診察や治療の流れが迅速に行えると思います。(医師)
例えば熱を出した時に38℃あっても、お子さんが元気にしていれば水分補給をして様子をみてよいでしょう。吐物があれば顔を横向けにして、口の中の吐物をかきだしてください。頭をぶつけても、すぐに泣きだし、その後様子に変化がなければ、次の日にでもレントゲンをとるとよいでしょう。(産科・婦人科医師)
痙攣を起こしたら、服をゆるめて首の下にタオルなどを入れ込んで気道を確保し、周りの危険物を取り除いて様子を見てください。殆どが5分ほどで治まります。揺さぶったり顔を叩いたりすると、痙攣を誘発するので慌てず見守ってください。(産科・婦人科医師)
救急車を呼ぶのは、明らかに様子がおかしいと思う時です。アレルギーで蕁麻疹が出て呼吸が苦しそう、頭をぶつけてぐったりしている、意識が朦朧としている時などです。熱がでて嘔吐や下痢を繰り返す、怪我をして圧迫しても5分以上止血しない、骨折しているような時は、夜間対応の救急病院でよいでしょう。(産科・婦人科医師)

救急外来利用の際の注意点

救急外来を利用する際は、事前に連絡をいれるとよいでしょう。

小児の救急を扱っている病院はあまりないので、受診しても状況によっては長く待たなくてはならないことも多く、小さなお子さんにはかえって負担になることもあります。(医師)
夜間の小児の救急に関しては、全ての都道府県で♯8000をダイヤルするだけで繋がる電話相談窓口が設けられています。(多くの都道府県では深夜0時以降も実施されています)判断に迷われた場合はまずここに連絡して、医師や看護師に状況を伝え、指示を仰いでください。(医師)
いざという時に慌てないため、夜間も連絡できるかかりつけや、市役所のホームページなどで当番の病院を調べておきましょう。夜間に救急病院を受診する時は、基本的に事前に連絡してください。飛び込みでいっても小児には対応できない場合や、他に緊急の患者がいる場合などは、ずぐに診察してもらえないことがあります。(産科・婦人科医師)

応急処置が効かなかったり、明らかに様子が違う時は救急外来を受診してください。その際も、事前に連絡をいれておくことをお勧めします。


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