妊娠初期の食べ物 

妊娠初期におすすめの食べ物とつわり中の食事

妊娠初期はほとんどの人がつわりを経験します。つわり中は食べ物を口にするのが難しい場合が多いですが、妊娠初期は赤ちゃんの体が作られる大切な時期でもあります。今回は、妊娠初期におすすめの食べ物と、つわり中の食事についてご紹介します。

妊娠初期は赤ちゃんが形づくられる大切な時期

妊娠してから15週(妊娠1~4カ月)までを妊娠初期といいます。この時期は母体にさまざまな変化が現れ、つわりを経験するなど辛い時期です。

しかし、この15週までに赤ちゃんの内臓や目、鼻、口、耳や指といった体の器官が出来上がり、手足を動かすようになります。体長は15cmほどになり、お腹のふくらみが感じられるくらいに成長します。

妊娠初期の上手な食事の摂取方法

妊娠初期はつわりのため物を食べるのが困難なことが多いため「食べたい時に食べられるものを食べる」というスタンスで食事をしましょう。ただし、気をつけたいのは嘔吐を繰り返して脱水症状に陥ることです。水分はこまめに摂取するようにしましょう。

この時期の赤ちゃんはまだ小さいため、母体から供給される栄養が不足する可能性は低いでしょう。思うように食事を摂れなくても焦らずに、のんびりと構えていきましょう。

妊娠初期におすすめの栄養素を含む食べ物

妊娠初期におすすめしたい食べ物は、葉酸、タンパク質、鉄分、カルシウム、食物繊維を多く含む食べ物です。

・葉酸

葉酸は水溶性のビタミンB群の一種で、DNAを構成する核酸の合成に必要な成分です。また、妊娠初期に葉酸が不足すると赤ちゃんに神経障害が起こりやすいことが指摘されています。

葉酸が多く含まれるおすすめの食べ物は、枝豆やモロヘイヤ、芽キャベツ、パセリやホウレンソウといった緑の野菜が挙げられます。他には焼きのりやたたみいわしなどの乾物もおすすめです。

・タンパク質

先に述べたように妊娠初期には赤ちゃんのさまざまな器官が形成されるため、良質なタンパク質が必要です。

卵や牛乳・チーズなどの乳製品や魚、低脂肪の肉、豆腐などの大豆製品からタンパク質を摂取しましょう。

・鉄分

もともと貧血気味の場合、妊娠中は貧血症状が酷くなることがあります。これを防ぐためには、しっかりと鉄分を摂取する必要があります。

鉄分を多く含む食品としては、パセリや卵黄、貝類や大豆製品、ピュアココアなどが挙げられます。

・カルシウム

赤ちゃんの骨格や歯も妊娠初期にその基礎が作られるため、その形成に関わるカルシウムもきちんと摂りましょう。

カルシウムを多く含む牛乳・乳製品や小魚、海藻を積極的に摂取しましょう。

・食物繊維

妊娠初期は特に便秘になりやすいと言われています。これは、子宮内膜を厚くするために黄体ホルモンが多量に分泌されるためです。黄体ホルモンは腸の蠕動(ぜんどう)運動を抑制するため、便秘がちになります。

そこでおすすめしたいのが、食物繊維をたくさん含む食べ物です。水溶性食物繊維は水分を吸収し、便を柔らかくする性質があるので、妊娠中は水溶性食物繊維を積極的に摂取することが望ましいとされています。

水溶性食物繊維が多い食品はゴボウ、納豆、アボカド、ゆでいんげん豆、さつまいも、トマトピューレ、ピュアココアなどがあります。

バランス良くさまざまな食べ物を献立に摂り入れて

妊娠初期に積極的に摂りたい食べ物を挙げましたが、妊娠中は上記の食べ物の他にもバランスよく色々な食べ物を食べましょう。

つわりの時期は物を食べるのがつらいですが、だからこそ食べられる時に栄養素をしっかりと摂取したいものです。少量しか食べられずお腹の赤ちゃんが心配になるかもしれませんが、必要な栄養素を含む食べ物を摂取して、赤ちゃんの成長を応援しましょう。


2016/08/09

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