妊娠初期の食べ物 

2016/08/09

妊娠初期から注意が必要な食べ物とその理由

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妊娠初期から注意が必要な食べ物とその理由

妊娠初期はお腹の赤ちゃんの成長が特に気になる時期です。妊娠中の食事について調べて「これは良い」「あれはダメ」と混乱している人もいるかもしれません。

ここでは、妊娠初期から注意しておきたい食べ物についてご紹介します。

妊娠中に注意したいアルコールの摂取

「妊娠中はお酒とタバコは絶対ダメ」は、もはや常識です。しかし、妊娠初期に妊娠に気づかずお酒を飲んでしまうこともあります。控えたほうがよいですが、すぐには難しい方は量や本数を減らすことから始めましょう。 摂取したアルコールがお腹の赤ちゃんに影響を与えるのは、子宮内で赤ちゃんが高濃度のアルコールにさらされた場合です。これが「胎児アルコール症候群」という赤ちゃんの障害の原因となります。

食べ物に含まれたごく微量のアルコール(お菓子の風味づけ目的など)はそれほど神経質になる必要はありませんが、後になって気になるようであれば避けたほうがよいでしょう。

生の食べ物は禁止?

妊娠初期から注意すべきこととして、生魚や生肉の摂取があります。

生魚は、水銀が含まれるためまぐろの刺身など大型魚の常食は控えた方が無難です。また、感染症を避けるために、生で食べる場合は新鮮なものを選んで食べるようにしましょう。

肉の場合は、必ず中までしっかりと火を通してから食べるようにしましょう。生肉を食べてはいけない理由は、トキソプラズマに感染するおそれがあるからです。トキソプラズマは胎盤を通じてお腹の赤ちゃんに移行し「先天性トキソプラズマ症」という障害を引き起こすおそれがあります。

また、生肉を触った時は、必ず温水で手を洗うようにしましょう。

カフェインは摂取しても良い?

妊娠初期から注意したいのがカフェインの摂取量です。カフェインはコーヒーやお茶類に多く含まれていますが、多量に摂取するとお腹の赤ちゃんの発育に影響を及ぼすおそれがあります。

しかし、全く摂取してはいけないわけではなく、少量であれば摂取しても問題はありません。コーヒーやお茶類を飲む場合は、1日に1~2杯にとどめましょう。

妊娠初期は「食べられるものを、食べられる時に、食べられるだけ」

妊娠初期はつわりの時期でもあるので、食べ物が口にできず焦るかもしれませんが、しっかりと食べ物を食べられなくてもそれほど心配はないでしょう。しかし、脱水症状を防ぐために水分はこまめに摂りましょう。

妊娠するとさまざまなことに敏感になり、注意が必要と言われる食べ物を全く摂取しない人もいます。しかし、これではストレスが溜まってしまいます。 お酒や生肉は避けた方が良いですが、他の食べ物は過剰摂取しない限りそれほど神経質になる必要はありません。 食べられる時に色々な食べ物をバランス良く食べ、妊娠初期を乗り切りましょう。


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