皮膚トラブル

2016/08/17

子どものカフェオレ斑。問題ないといわれたが本当?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

子どものカフェオレ斑。問題ないといわれたが本当?

子どもの肌に生まれつきあざがある場合、このまま増えたり大きくなったらどうしようと心配になってしまうものです。お子さんのカフェオレ斑について、病院で問題ないといわれたものの不安だというママに対し、医師や看護師さんたちの回答とは。

ママからの相談:「カフェオレ斑。心配ないといわれたが、放置していて大丈夫?」

7歳の子どものお尻と足にはカフェオレ斑があります。カフェオレ斑は何かの病気の前兆だと聞いたことがあり、心配しています。地元の病院で一度診てもらった際は心配ないとのことでしたが、地方の個人クリニックですし、もっと大きな病院で診てもらった方がよいのでしょうか。どのくらいカフェオレ斑が増えるといけないのか、病院に行く目安などがあれば教えてください。(40代・女性)

一般的なカフェオレ斑は様子見でよい

カフェオレ斑は特に悪性ではないので、そのまま放っておいて問題ないようです。しかし色が濃くなってきて気になる場合は、皮膚科でレーザー治療を受けることもできるようです。

カフェオレ斑は、盛り上がりのない薄い褐色~茶色いあざのことで、悪性化することはないですが、成長とともに濃くなる場合があります。一般的なカフェオレ斑の場合は自然に薄くなるのを待ってもよいですが、治療となるとレーザー治療になるでしょう。心配なら、一度病院を受診してみてもよいと思います。(産科医師)
心配ないといわれたのは、カフェオレ斑が扁平母斑(へんぺいぼはん)だったからだと推測されます。カフェオレ斑は、治療することになった場合手術やレーザー治療になるので、気になるようなら治療ができる医療機関を検索して相談してみてはいかがでしょうか。(皮膚科看護師)

あざには治療が必要なものも

あざの中には治療が必要なものもありますが、その場合はあざの数が増えるなど他の症状が出るようです。

扁平母斑でしたら、悪性化することはないので経過をみてなんら問題ありません。恐らくマッキューン・オルブライト(McCune-Albright)症候群やフォン・レックリングハウゼン病などを心配されているのでしょうが、その場合はカフェオレ斑以外にも他の症状を伴いますし、両親がそういった病気でなければ特に心配する必要はないでしょう。(皮膚科看護師)
あざが身体の大半を占める場合や5~6個以上ある場合は、レックリングハウゼン病(神経繊維種症I型)やアルブライト症候群の可能性があると考えられ、この場合は神経性の腫瘍ができ、骨や眼や脳にまで影響を及ぼすことがあります。根本的な治療法がなく、腫瘍を取り除く対症療法が行われます。(産科医師)

医師が心配ないといったのは、盛り上がりのないカフェオレ斑で悪性のないものだと判断したからだと推測されます。しかし色が濃くなってきた、あざの場所が気になるという場合はレーザーによる治療も可能ですので、一度病院で相談してみるとよいでしょう。


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