皮膚トラブル

2016/08/18

4歳になっても消えない血管腫。早めに治療すべき?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

4歳になっても消えない血管腫。早めに治療すべき?

皮膚の下の血管が、異常に増えたり広がってできる赤いあざを「血管腫」といいます。お子さんの顔に生まれつき血管腫があり、成長とともに薄くなるのを待つか早めに治療すべきか悩む相談者の方に、医師や看護師さんたちは何といっているのでしょうか。

ママからの相談:「子どもの顔の血管腫。早めに治療した方がよい?」

息子は生まれつき目の横に血管腫があり、成長とともに薄くなるといわれたものの、4歳になった今も変化がありません。最近あざのことをこれ何?と聞くようになり、本人も気になっているようです。形成外科ではレーザーで消えると説明されましたが、目の近くですし、1回ではキレイに消えないらしいのでとても心配です。このまま更に成長を待って様子をみるか、早めにレーザー治療で薄くした方がよいのか迷っています。 (30代・女性)

治療するなら早めの方がよいことも

一般的には1歳ころまでには自然と消えることが多いのですが、4歳でまだ残っているのなら、もしかすると消えにくいタイプの血管腫なのかもしれません。もしレーザー治療をお考えなら、なるべく早いうちに行った方が傷跡は残りにくいようです。

血管腫は、皮膚の下の血管が広がったり異常に繁殖してできるあざで、その多くが良性で悪性になることはないとされています。ほとんどの場合は1歳ころまでには自然に消えていくといわれています。しかし、形成外科でレーザー治療といわれたのなら、自然には消えにくいあざなのかもしれません。(産科医師)
治療については個人差があり、おっしゃるように1回で綺麗に消えるか分かりませんが、もしレーザー治療を行うのなら小さいうちの方が傷跡が残りにくいと思います。小さい子どもにレーザー治療を受けさせるのは不安でしょうが、目立つところのあざだと、治療してよかったというお母さん達もいらっしゃいます。治療を行うかどうかは、お子さんの将来を考慮して主治医とよく相談してください。(産科医師)
血管腫であれば、一般的には成長とともに改善していくので問題ないですが、お子さんが外見を気にするようなら再度相談してもよいでしょう。緊急性のあるものではないですが、場所が顔ということですので集団生活を送る上でいじめに繋がり、お子さんの心に傷を残してしまうこともないとは限らないので、相談されてはいかがでしょうか。(皮膚科看護師)
治療方法は施設によって異なりますし、遠方だと通院にかかる時間も費用もかさんでしまいます。インターネットなどで、近くにある病院ではどのような治療が行われているのか調べた上で、相談してみてはいかがでしょうか。(皮膚科看護師)

通常は成長とともに消えるといわれている血管腫ですが、中には消えにくいものもあるようです。顔など目立つ場所だと本人も気になってしまいますし、治療するなら年齢が低いうちがよいようなので、一度レーザー治療を行っている病院で相談してみてはいかがでしょうか。


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