皮膚トラブル

2016/08/18

赤ちゃんのおへそになぜか血豆?よい治療法はある?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

赤ちゃんのおへそになぜか血豆?よい治療法はある?

毎日赤ちゃんのお世話をしているママは、わが子のちょっとした変化も見逃しません。子どものおへそ上部に謎の血豆ができているのを見つけたが、なぜできたのか、治療はレーザーで消すしかないのかとの問いに、医師や看護師さんたちの回答とは。

20代ママからの相談:「へそ上部にできた血豆。なくすにはどうすれば?」

生後4カ月の娘がいます。生後1カ月頃、おへその上辺りに直径3mmくらいの血豆を発見しました。いつ、なぜできたのかわからず、押さえても痛がらないので大丈夫とは思いますが、美容面で気になります。レーザー治療で消せるようですがいつ頃できるのか、また痛みや血豆ができた理由や費用についても知りたいです。レーザー治療以外に消せる方法や、少しでも薄くする方法はないのでしょうか。(20代・女性)

血管腫や臍肉芽腫の可能性も

単なる血豆以外に、皮膚の下の血管が増殖したり広がったりしてできる血管腫や、皮膚組織が盛り上がってできる臍肉芽腫などの可能性もあると、医師や看護師さんたちは説明しています。

実際に皮膚の状態を見たわけではないので、書かれている内容から該当しそうなものを挙げると、イチゴ状血管腫、単純血管腫、海綿状血管腫と呼ばれるもののいずれかに当てはまるかもしれません。ネットでこれらの病名と画像を検索するともしかしたら同じようなものがあるかもしれないので、一度検索してみてください。(皮膚科看護師)
赤ちゃんのへその緒は、生後1週間ほどで乾燥してとれて通常のへそになりますが、臍肉芽腫といって、へその緒がとれた部分が赤やピンク色になり、肉芽が盛り上がってくる場合があります。原因は、へその緒がとれる際に皮膚組織の一部が残ってしまったものが盛り上がることや、へその緒がとれた後に細菌感染してしまうことなどが考えられます。(産科医師)
はっきりした血豆なら、へその緒がとれた部分に皮下出血が起こりそのまま残ったとも考えられます。小さい肉芽腫の場合は硝酸銀を使って焼きとり、大きい場合は肉芽腫の根元を糸で縛って、血流を止めることで除去します。レーザーで取れるものか分かりませんから、小児科か皮膚科の医師に相談してください。(産科医師)

早い年齢から可能なレーザー治療も

血管腫などの場合、種類によって治療が必要なものと不要なものとに分かれるようです。またレーザー治療は、比較的早い年齢から受けられる場合もあるので、一度病院で相談してみるとよいでしょう。

血管腫は種類により、経過観察でよいものや治療が必要なものもあります。レーザー治療でも月齢の早い段階からできるものもありますし、まずは皮膚科を受診してみてはいかがでしょうか。また、治療するか自然経過で治すかは、かかる費用や回数によって考え方が変わってくるでしょう。(皮膚科看護師)

単なる血豆かもしれませんし、もしくは血管腫など別の疾患である可能性も否定できません。まずは病院を受診して正しい診断を受けた上で、今後の治療が必要かどうか医師と相談するのがよいのではないでしょうか。


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