妊活の基礎

2016/08/08

妊娠しやすい時期は排卵前?排卵後?

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妊娠しやすい時期は排卵前?排卵後?

妊活中のカップルが気になるのは妊娠しやすい時期かと思います。排卵前にタイミングをとったほうが良いのか、それとも排卵後なのか悩むところだと思います。実際、排卵前と排卵後のどちらが妊娠しやすいのでしょうか。

人によって異なる生理周期、排卵が起こるタイミングは?

生理のサイクルは、一般的におよそ28日周期と言われています。ただ、その周期は人によって若干異なり、28日待たずに生理が来る人もいれば、35日周期という方もいるかと思います。

また、排卵は一般的に生理開始から14日あたりに起こることが多いといわれています。排卵の時期にも個人差があり、生理開始から10~18日目あたりだという方もいるでしょう。市販の排卵検査薬で排卵をチェックされている方も、排卵の陽性が出るのは基本的にはこの時期のはずです。排卵の時期は妊娠に成功しやすい時期だといわれていますが、もっとも妊娠しやすいのはいつごろなのでしょうか。

精子と卵子の寿命はどのくらい?

では、妊娠のための重要なポイントなる、精子と卵子の寿命についてみていきましょう。
精子の寿命は3日~6日程度と言われています。しかし、 多少の個人差が生じるので一概にはいえません。また、卵子の寿命は排卵後6~24時間といわれていますが、こちらも精子と同じく個人差が大きく一概に同じとはいえません。ただ、目安の一つとして知っておくことが大切です。

より妊娠しやすいのは排卵前?排卵後?

実際、排卵前と排卵後の着床率については、どちらが確実に高いということはいえません。どれ程医療が進歩しようと、市販の検査薬の感度が上がろうと、確実にこの日に排卵するという日が予測できないからです。不妊治療において、排卵を促す点鼻薬や注射をしていても排卵しない場合もあるので、正確な排卵日を計算することは難しいのです。

とはいえ、妊娠を狙うならば、排卵日前に照準を合わせるのがよいと一般的に言われています。排卵された卵子の寿命を考えると、排卵後に精子が卵管に入っても無意味になってしまう可能性が高いのです。精子は卵管の中で数日生きられるといわれていますから、理想は卵管の中で精子が卵子を待つという形だといえるでしょう。

ただ、前述の通り排卵の周期は人によって差があるため、排卵日前から排卵日後までコンスタントに妊娠を狙うことをおすすめします。妊娠しやすい時期は、一年で10~12回しかありません。貴重な機会ですので、タイミングを逃さないようにする工夫が大切です。


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