運動

妊娠中、普通にプールで泳いでも大丈夫?

普段から健康に気を遣い、軽い運動をしているという人もいらっしゃるでしょう。妊娠前からプールに通っていたけど、妊娠してからも続けて大丈夫かという相談に対し、看護師さんたちのアドバイスとは。

妊婦さんからの相談:「妊娠中、今まで通りプールに通うことはできる?」

現在第2子を妊娠していますが、私は昨年から健康のためにプールに通い、クロールや水中ウォーキングを楽しんでいます。妊娠中も運動不足にならないように、マタニティビクスのような専門のコースに入るのでなく、これまでのペースで軽く泳いだり歩いたりしたいと思っています。水中に入っている時間は30~40分程度です。安定期に入ってからなら、このようなプールでの運動をしても大丈夫でしょうか。(30代・女性)

水泳はリラックス効果や様々なメリットが

妊娠中のスイミングについては、安産のための身体作りやリラックス効果など、色々とメリットがあります。しかし、事前に担当医に相談して問題がなければOKですが、中には注意が必要な人もいるようです。

水泳のメリットとしてリラックス効果が期待でき、その他にも血行促進により妊娠中の不快症状を抑え、必要以上の体重増加を防ぐこともできます。水中で筋肉の緊張とリラックスを体得して安産できる身体作りができますし、分娩から産後にかけて体力が維持・強化されるというようなメリットもあります。(産科看護師)
30~40分という時間は、長すぎるということはないと思いますが、疲れや異常を感じたらすぐやめましょう。ちなみに、一般的なマタニティスイミングは60~90分ほど行われ、ラマーズ法を基本とした出産時に必要な呼吸法を体得できるようです。(産科看護師)
安定期に入り、医師の許可のもと無理のないプログラムなら問題ありません。全身運動ができる上、腰痛や下半身・足のむくみも解消できて骨盤筋も鍛えられるため、出産にもメリットがあります。ただし身体への負担を考え、クロールや平泳ぎではなく水中ウォーキングなど軽いものがよいでしょう。インストラクターがいれば、相談しながらしてはいかがでしょうか。(看護師)
水泳が可能な条件として下記が挙げられます。
      1.妊娠16週以降で、妊娠経過が順調であること
      2.通院している担当医の承諾を得ていること
      3.運動が良くない合併症(心疾患、糖尿病、妊娠高血圧症候群など)がないこと
      4.過去に流産や早産を2回以上していないこと
     以上、参考にしてみてください。(産科看護師)

できるだけ人が少ない時間帯を利用

プールが混んでいる時は、泳いでいる最中に人とぶつかったりする危険があります。万が一のことを考え、できれば人が少ない時間帯を選んで泳ぐようにすれば安心です。

医師の許可があれば、泳ぐこと自体は問題ないと思います。しかし、自分自身は気をつけていても、他の人が泳いでいる時にぶつかったりお腹を蹴られたりする可能性もあるので、利用者が少ない時間帯がよいでしょう。(看護師)

妊娠中のスイミングは安産のための身体作りにも良いとのことなので、医師の許可があれば、無理のない程度に取り入れるとよいでしょう。体調が優れない時はすぐにやめるようにし、空いている時間に行けないなどの場合はマタニティスイミングも検討してみてはいかがでしょうか。


2015/01/23

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