妊娠中期の出血 

本当に大丈夫?妊娠中期に起こるポリープからの出血

お腹の赤ちゃんが心配になる、妊娠中期に起こるポリープからの出血。大きな心配はないのでしょうか。ここでは、妊娠中期のポリープについて解説しています。出血が気になる方は確認しましょう。

妊娠中期に出血を起こしやすいポリープ

デリケートな時期だけに、妊娠中期にポリープから出血を起こすと心配になるはずです。妊娠中に出血を起こしやすいポリープとして、子宮と膣のつなぎ目にできる子宮頸管ポリープが挙げられます。悪性のものを心配してしまいますが、99%以上が良性といわれています。子宮頸管ポリープは、基本的には心配のないポリープと考えられているのです。ただし、まったく心配がないわけではないので、出血を繰り返す場合などは注意が必要です。

妊娠中はわずかな刺激で出血しやすい

妊娠中は、子宮が充血するため内診やセックスのわずかな刺激でポリープが傷つき出血しやすいと考えられています。また、ホルモンバランスの変化によりポリープが大きくなりやすいといわれています。出血しても痛みは伴いませんが、膣内に様々な細菌が生息しているため、感染のリスクが高まります。出血が原因で子宮頚管炎を起こすと、流産や早産をおこしやすくなります。基本的に、心配ないトラブルと考えられていますが、何度も出血を繰り返す場合などは、流産や早産のリスクを考え、切除を検討することがあります。

妊娠中期ごろからポリープを切除できる

ポリープが見つかるとすぐに切除したくなるかもしれませんが、妊娠初期は流産のリスクが高いので、経過観察が基本です。膣内を消毒するなど、感染を予防しつつ様子を見ます。妊娠中期前から中期ごろになるとポリープの切除ができます。切除するときは、子宮頸管ポリープとよく似た脱落膜ポリープに注意が必要です。見た目はほとんど同じですが、このポリープを切除すると卵膜が破れて流産を起こしやすくなります。同じポリープでも対処法が異なるので注意が必要です。出血が気になる方は、医師としっかり相談しましょう。


<まとめ>
妊娠中の出血は、ポリープ以外の原因でも起こります。具体的には、切迫早産や胎盤がはがれてしまう常位胎盤早期剥離などで出血を起こすことがあります。重大な原因が潜むこともあるので、出血を起こしたときは自己判断せず、必ず病院で診察を受けましょう。すでにポリープがある方も勝手な判断は禁物です。


2016/08/09

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