妊娠中期の出血 

2016/08/09

妊娠中期に出血の塊が出たときのポイント

この記事の監修/執筆

専門家監修記事

妊娠中期に出血の塊が出たときのポイント

まれに、妊娠中期に差し掛かり塊のような出血を起こすことがあります。なぜ、身体が安定する妊娠中期に出血の塊が出るのでしょうか。ここではその原因を解説しています。

妊娠中期の出血は注意が必要な症状

妊娠初期は身体が大きく変化する時期なので、多くの女性が出血をはじめとしたさまざまな症状に悩まされます。身体の変化が落ち着く妊娠中期に入ると、出血などの症状が現れにくくなるといわれていますが、妊娠中期に入ってから出血に悩まされる方もいます。単なる出血ではなく血の塊が出ることもあります。塊の正体は、剥がれ落ちた子宮内膜や粘膜などです。妊娠中期の出血には十分な注意が必要です。

妊娠中期の出血は切迫早産の症状かも

妊娠中期に起こる出血は、身体の異常を知らせるサインといわれています。中でも注意したいのが切迫早産です。切迫早産とは、妊娠22週以降37週未満に分娩が起こってしまうことを言います。切迫早産では、以下の症状が現れやすいといわれています。

・出血
・血が混ざった茶色のオリモノ
・流れ出るほど大量のオリモノ
・水っぽいオリモノ
・規則的に起こる下腹部痛
・子宮の張り

血の塊がでるほど大量の出血のとき、痛みを伴うときに切迫早産の可能性があるといわれています。妊娠中期は身体の状態が安定しやすい時期ですが、切迫早産を起こすこともあります。血の塊が出たときや、痛みを伴う出血が起きたときは気を付けましょう。

妊娠中期の出血はその他の原因でも起こる

妊娠中期の出血は、子宮頸管が開く子宮頸管無力症、胎盤が子宮口を塞ぐ前置胎盤、子宮の壁から胎盤がはがれる常位胎盤早期剥離によっても起こります。これらの症状でも血の塊が出る恐れがあります。いずれも、お腹の赤ちゃんや母体の健康に影響を与える可能性があるトラブルです。この時期に出血や血の塊を確認した方は、必ず病院で相談しましょう。

<まとめ>
身体が安定するといわれる妊娠中期に起きる出血は、身体の異常を知らせるサインといわれています。切迫早産をはじめ、重大なトラブルの可能性があるので、出血や血の塊などには注意が必要です。このような症状が現れたときは、病院を受診することをお勧めします。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加