妊娠中期の頭痛 

2016/08/09

まずは医師に相談を!妊娠中期に頭痛薬を飲む際の注意点

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まずは医師に相談を!妊娠中期に頭痛薬を飲む際の注意点

妊娠中は、頭痛に悩まされている方もいるのではないでしょうか。頭痛にはいくつかの原因が考えられますので、原因に合わせて対処しましょう。ただし、頭痛薬の服用には注意が必要です。今回は、妊娠中期に頭痛薬を飲む際の注意点について解説しています。

なぜ頭痛が起こるの?

頭痛にはいくつかの種類があり、妊娠中期に起こる可能性があるものは次の通りです。

(1)緊張性頭痛
妊娠中は乳房が大きくなります。その重みを支えるために肩や腰、背中など全身に負担がかかり、頭痛が引き起こされます。この症状が起こったら、無理のない範囲でストレッチをしたり、蒸しタオルで首や肩を温めると症状が緩和されます。

(2)偏頭痛
妊娠中のホルモンバランスの変化により、偏頭痛が起こると言われています。偏頭痛は何らかの原因で拡張された血管により、神経が圧迫されることで起こるものです。そのため、痛みのある部分に濡れたタオルを当てたり、カフェインを摂取して血管を収縮させることで症状を和らげられると考えられます。
しかし、妊娠中はカフェインの過剰摂取は禁物です。コーヒーを1日に1~2杯程度飲むだけであれば妊娠に影響はないと言われています。

(3)鉄欠乏性貧血
妊娠中は鉄分が欠乏することで、頭痛や動悸などの症状を伴う鉄欠乏性貧血を起こす可能性があります。頭痛薬ではなく、鉄錠を服用することで改善するでしょう。

頭痛薬を自己判断で服用してはいけない

基本的に、妊娠中は頭痛薬を服用しない方がよいと言われています。頭痛薬を服用することによる有益性が、頭痛による危険性を上回る場合に限り服用することが望ましいです。
次の成分を主とする頭痛薬は、妊娠中に服用できるといわれています。

(1)アセトアミノフェン
(2)アスピリン
(3)イブプロフェン(妊娠末期は厳禁)

ただし、妊娠の経過や状況を踏まえた上で適切な頭痛薬を選ぶために、必ず医師に相談することをおすすめします。

妊娠中に服用してはいけない頭痛薬

次の成分を主とする頭痛薬は、妊娠中に服用してはいけません。

(1)ロキソプロフェンナトリウム
(2)セレコキシブ
(3)メフェナム酸

妊娠していないときに頭痛が起こった場合、この中だとロキソプロフェンナトリウムを主とした頭痛薬を服用されている方が多いのではないでしょうか。妊娠前と同じ感覚で服用しないように注意しましょう。

まとめ

妊娠中は身体の状態が変化することで頭痛に悩まされる方が多いです。頭痛薬はできるだけ飲まない方がよいと言われていますが、どうしても我慢できない場合は、医師に相談することをおすすめします。


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