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2016/08/10

リクルート住まいカンパニーが子供や老人の見守りサービスの大規模実験を拡大

この記事の監修/執筆

ニュース編集部

リクルート住まいカンパニーが子供や老人の見守りサービスの大規模実験を拡大

9月より東京電力パワーグリッドとソフトバンクと協力

8月4日に、株式会社リクルートは、同社のグループ会社である株式会社リクルート住まいカンパニーが、子供や高齢者を対象とした見守りサービスとして、7月より埼玉県川口市で実証実験を行っていた「COCOMO」について、9月より東京電力パワーグリッド株式会社およびソフトバンク株式会社と協力することが決定したと発表しました。

より確かに、より広範囲で見守りサービスを提供するための実験

今回株式会社リクルート住まいカンパニーによって行われている実証実験は、7月から来年3月まで行われるもので、9月からは、東京電力パワーグリッドが保有している電柱およびソフトバンクの持つ通信技術を活用したプラットフォームを提供することになります。

昨今、子供や老人の生活において、この二者を対象とした犯罪や災害などに対する危機管理の観点、また住民同士によるコミュニティの希薄化といったことを理由に、見守りの需要が高まっています。

こうした状況などに対する装置として携帯電話やスマートフォンなどの需要も一定数あるものの、一人一人にこれらのデバイスを持たせるのは、各家庭の経済的な負担となることや学校への持ち込みが許可されないところもあり、子供の安全を守るものとして難しい点がありました。

株式会社リクルート住まいカンパニーは、今回こういった課題を踏まえ、より安全かつ容易に見守りが行える方法として、500円玉程度の小型で軽量なビーコン発信器の利用を実験しています。このビーコン発信器と学校に設置した登下校検知機器、さらにスマートフォンで使用できるアプリケーションを組み合わせ、適切な見守りを提供できるサービスが、今回実験している「COCOMO」になります。

今回の見守りサービスで利用するビーコンの検知精度を上げるためには、発信される信号を検知できる定点スポットの増加が必要にことから、東京電力パワーグリッドの保有する電柱とソフトバンクの持つ通信技術を活用したプラットフォームを構築し、より広域でこのサービスの実験を行うというのが、今回発表された9月からの三社による実験です。

「COCOMO」の実験対象は、域内11の小学校で、2,000個のビーコンを配布し、行われます。そして、子供の持つこのビーコンから出される信号が検知された情報を、アプリケーションがインストールされたスマートフォンを持つ保護者や家族に通知する予定です。

リクルート住まいカンパニーでは、今回の大規模実験によって得られたデータなどによってサービスのさらに改善を行い、全国の子供や高齢者、家族が安心して生活できる社会の構築を目指すということです。

参考サイト

リクルート住まいカンパニープレスリリース


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