冷え性

2016/08/24

妊娠5週目。体の冷えが気になります…

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠5週目。体の冷えが気になります…

極度の冷え性に悩まされている相談者。職場では着るものを工夫して冷え対策をしているものの、その寒さは震えるほどだといいます。お腹の赤ちゃんのことも気になり、どうしたものかとほとほと困り果てている様子…効果的な改善方法はあるのでしょうか。

30代女性からの相談:「こんなに冷えるのはおかしいのでしょうか」

長い不妊の末やっと検査薬で陽性反応が出ました。まだ5週目です。もともと冷え性なのは自覚していましたが、職場での冷えがひどく、悩んでいます。職場では上下の薄い作業着を着ています。中にヒートテックとセーター、カーディガン、下は内側が温かい厚手のレギンスと靴下、レッグウォーマーをしていますがそれでも寒く、常に身体をさすりたくなります。もっと着こもうかとも思いますが、情報管理に厳しい職場のためポケットのあるものは中に着てはいけないので限度があります。私物の持ち込みも禁止のため膝かけも使えません。座り仕事でほとんど動きません。どうやら空調は冬でも低めの温度になっているようです。年配の女性も多く働いていますがこんなに震えているのは私ぐらいです。お腹にも悪いんじゃないかと心配です。なぜ私だけこんなに冷えるんでしょうか。(30代・女性)

食事や運動、入浴で血流改善を

冷え性の主な原因は全身の血流の悪さです。体質改善には血行をよくすることが重要ですが、着るものを工夫するだけでは効果は薄いでしょう。専門家は身体を温める食事や適度な運動、湯船にゆっくりつかる入浴、ストレス除去などを提案しています。

冷え症対策として、温かい服を着込んで保温をするのも多少の効果はありますが、根本的な改善のためには、軽くてもいいので定期的に運動をして筋肉、特に下半身の筋肉を鍛えること、冷えに繋がる食事・食材を避けること、自律神経のバランスを崩さないためにストレスをため込まないこと、入浴はシャワーでなく湯船にゆっくりつかることなどを普段の生活で心がけて、身体の中から血流を改善し代謝を上げることが必要です。(医師)
冷房のきいた職場にいることが原因でしょうが、冷え性の方は血流が悪くなっており、内臓の温度も低下してしまいます。着るものに限界があるのでしたら、温かい飲み物や食べ物で、体の中から温めるようにしてください。妊娠中ですから、カフェインを含むものは控えていると思いますが、カフェインを含むものや飲みものに砂糖を使用していれば、白砂糖は控えてください。根菜や生姜、ニラやネギなどが体を温めると言われていますから、心がけて摂るようにしてください。座っている時も足首を回したり指先を動かして、血行をよくしてください。(医師)

以上のようなことを心掛けると同時に、カイロを上手に利用しましょう。手足より体の中心を温めた方が、全身の血流がよくなり、効果があるようです。

ただ、体質が変わって効果が出るまでには少し時間がかかるので、あまり冷えがひどい場合は、使い捨てのカイロを手足の先に使うのでなく、腰やお腹に貼ってみてください。全身が温かくなり、効果があるのではないかと思います。(医師)

最後にワンポイントアドバイス。重ね着にも一工夫することで、保温効果を高めることができるそうです。妊娠中ですし、空調について職場の理解を得ることもしてみてください。

ぴったりした重ね着をするより、ゆったりしたセーターなど、空気の層を作った着方の方が保温効果はあります。ヒートテックの上のセーターやカーディガンは、少しゆとりのあるものにしてください。できれば職場の方に相談して、空調を調節してもらった方がいいと思います。(医師)

続けることで効果を実感しましょう

冷えは全ての人の健康にとって大敵といえます。相談者のように妊娠中の女性なら、なおさら早急に体質改善していきたいもの。今回紹介した方法を日々の生活の中に取り入れるのは、そう難しいことではないはずです。効果を実感するまでには少し時間がかかるかもしれませんが、ぜひ粘り強く続けてみましょう。


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