冷え性

2016/08/24

長時間の座り仕事…ひざ下の冷えとむくみを何とかしたい!

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

長時間の座り仕事…ひざ下の冷えとむくみを何とかしたい!

長い時間座ったままでの作業で足の冷えやむくみが気になる…仕事柄ある程度は仕方ないとしても、少し気をつけるだけで改善されるのなら、ぜひともその方法を知りたいですよね。相談者は血行をよくしようといろいろ試してはいますが、その効果は今一つ…他にどんな方法が有効でしょうか。

40代女性からの相談:「ひざ下の冷えを改善する方法はないでしょうか」

デスクワークの仕事をしております。1日中机の前に座りっぱなしです。また、トイレの回数も少ないため、席を立てない状態が何時間も続きます。血圧も低めで上が100前後です。そのため血行が悪いようで、手足など末端が冷えます。特に、ひざ下の冷えがとても気になります。夕方にはむくみも激しく毎日会社帰りにはブーツがキツくて入らなくなります。血行を良くするために生姜を摂取したり、お風呂はシャワーで済ませず湯船に入るようにしておりますが、全く改善されません。何か有効な改善方法はないでしょうか。(40代 女性)

冷えやむくみの原因は運動不足です

専門家はまず、冷えやむくみが起きてしまう仕組みを説明しています。デスクワークでは特に下半身の血行が悪くなり、冷えやむくみに繋がってしまうのです。

デスクワークのように長時間、同じ姿勢での作業は運動不足にもなり、おっしゃるように血行が悪くなります。(医師)
デスクワークの方は下半身の運動不足になりがちです。下半身にはたくさんの血管がありますが、運動不足のために筋肉が減ると血管のポンプ機能が低下して、血液が心臓に還りにくくなり下半身に停滞してしまいます。そうすると、身体の中心から温かい血液が流れにくくなり冷えにつながったり、血液中の水分が血管の中から周りの組織へ出ていってしまうためむくみの原因となるのです。(医師)

仕事中にできる冷え・むくみ対策とは

足首を回したり、足先の曲げ伸ばしといった軽い運動ならば職場でもできそうです。また、ただ歩くだけでも運動不足解消になるものです。駅のエレベーターやエスカレーターを使わない、ウォーキングの習慣をつけるなど、歩くことを生活に積極的に取り入れるのも効果がありそうです。

仕事中に立って運動をすることは難しいでしょうが、ちょっとした休憩の際に足首をぐるぐる動かしたり、足先をまげたり伸ばしたり、出退社時になるべく歩くような習慣をつけると効果があるのではないかと思います。(医師)
座っている時も足首を回したり、仕事の合間に軽い体操をするなど、適度な運動を心がけ、一日に1500~2000mlを目安に水分をとるようにしてください。(医師)

食事や入浴での工夫も続けましょう

すでに体を温めるための食事や入浴を心掛けている相談者ですが、専門家はさらに漢方薬の併用や、効果的な入浴方法を提案しています。また、知らないうちに体を冷やす食材を多く摂っていないか、食生活をチェックしてみましょう。

もちろん、食事の内容や漢方薬の併用も検討なさってみてください。(医師)
生姜を摂ったり、湯船につかって体を温めるのはいいことです。しかしそれ以外に体を冷やすものを摂っていれば効果がありませんから、カフェインを含むもの、キュウリやナスなどのウリ科の野菜、トマトやキャベツ、白砂糖やチョコレートは控えるようにしてください。(医師)
湯船に入っている時に、足のマッサージを行うとより効果的です。湯船につかって温まったら冷たいシャワーでふくらはぎを冷やし、また湯船につかることを数回繰り返すと、足の血行がよくなります。下半身が冷えるようでしたら足を温めるのではなく、腰回りを温めるようにしてください。(医師)

冷え・むくみ解消のためにできることは意外にたくさんあることがお分かりいただけたと思います。その場しのぎの方法より、食事や運動、入浴などで体質改善を図る方が、長い目で見れば効果が持続しますし、健康にもいい影響を与えます。ぜひ生活の中に取り入れてみてくださいね。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加