皮膚トラブル

2016/08/19

4カ月の娘。生まれた時から茶色いあざが。薄くすることは可能?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

4カ月の娘。生まれた時から茶色いあざが。薄くすることは可能?

生まれつき身体にあざがあると、ずっと残ってしまうのは嫌だと感じる人もいるのではないでしょうか。お子さんの茶色いあざについて、手軽に薄くできる方法はないかと悩むママに対し、医師や看護師さんたちからのアドバイスです。

ママからの相談:「あざを消したいが、レーザー治療や手術以外に簡単な方法は?」

我が子は、生まれた時からお尻に薄い茶色のあざがあり、成長とともに消えると思っていましたが消えません。お尻なので、普段おむつをはいていれば外からは見えませんし、この先も服を着ていれば見える心配はないのですが気になります。しかし、取り除くためにレーザー治療や手術をするのも大げさな気がしますし、身体にも悪影響がありそうで心配です。もっと手軽に、あざを薄くする方法はないのでしょうか。 (20代・女性)

扁平母斑やカフェオレ斑とよばれるもの

薄茶色で盛り上がりがないあざは、扁平母斑(へんぺいぼはん)やカフェオレ斑とよばれるもののようです。家庭でできる対処法はなく、薄くしたい場合は皮膚科で相談の上、やはりレーザー治療などを受けるのが一般的だと医師や看護師さんは説明しています。

恐らく扁平母斑だと推測します。扁平母斑とは生まれつきある薄い茶色いあざで、カフェオレ斑などと呼ばれることもあります。悪性ではなく、薄くなることも濃くなることもないですし、また食事や生活習慣などで改善できるというものではありません。(皮膚科看護師)
茶色いあざはメラニン色素が皮膚の浅い部分に集まったもので、身体中に発生します。ほとんどが盛り上がりのないもので悪性ではなく、小さい子どもでもレーザーで取ることができますが、あざの濃さや深さによっては一度で取り除けない場合もあります。生まれつきのあざは日常生活の対策で薄くすることは難しいため、皮膚科で相談した方がよいでしょう。(産科医師)
あざを消したい場合は、皮膚科や形成外科で行われるレーザー治療などを月齢の早い段階で行うと効果があるようですが、必ず期待通りの効果が得られるかは微妙なところです。人目に触れる機会の少ない場所ですが、治療など大げさだと思うか何としても取ってあげたいと思うかは、親御さんの価値観によるでしょう。(皮膚科看護師)

盛り上がったり数が増える場合は注意!

あざにも色々と種類があり、中には治療が必要なものもあります。大きく盛り上がったり数が増える場合は、早めに皮膚科を受診した方がよいでしょう。

生まれつきのあざには白・黒・茶・青・赤と色々な種類があり、成長とともに消えたり薄くなるものもあれば、治療が必要なものもあります。(産科医師)
大きくなったり盛り上がっている、また数が増えるようなら要注意で、茶色いあざだと5~6個以上あったり身体の大半を占めるほど大きい場合は、ハウゼン病やアルブライト症候群という疾患の可能性もゼロではありません。この場合は成長するにつれて神経性の腫瘍ができ、内臓や骨や脳にまで影響を及ぼすことがあります。(産科医師)

扁平母斑については、生活習慣でどうにかできるものではないので、消したい場合はやはり皮膚科などでレーザー治療を受けるのが一般的なようです。今後あざが盛り上がってきたり数が増えるようなことがあれば、早めに皮膚科を受診するようにしましょう。


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