皮膚トラブル

2016/08/19

6歳の息子の生まれつきの茶褐色のあざ。数が増えるのは病気?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

6歳の息子の生まれつきの茶褐色のあざ。数が増えるのは病気?

生まれつきあざがあると、今後数が増えたり色が濃くなったりしないか心配になることもあります。生まれた時は1個だったお子さんのあざが、数個に増えたため心配だという相談に対し、医師や看護師さんたちは何といっているのでしょうか。

ママからの相談:「増え始めた茶色いあざ。何かの疾患の可能性が?」

6歳の息子は、生まれつき胸のあたりに5cmほどの茶褐色のあざがあります。男の子なのであざ自体は別に気にしていませんが、最近ほかにも1cm弱の小さな茶色いあざが3~4個あることに気付きました。背中や太ももなどにちらほらとあり、茶色いあざが増える病気もあるとネットで見て心配になってきました。特に症状も無く、服を着れば見えないのでそのままにしていますが、病院を受診するべきでしょうか。(40代・女性)

実際に病院で診てもらった方が安心

一般的な茶褐色のあざは、扁平母斑(へんぺいぼはん)とよばれるもので特に問題ないようです。しかし正しい診断のためには、やはりきちんと病院で診てもらった方がよいかもしれません。

茶褐色のあざだけなら、扁平母斑と呼ばれるもので多くは経過をみて問題ないですが、増えているようなら一度病院を受診した方がよいかもしれません。受診して何もなければそれで安心ですし、もしも何かの疾患であった場合、治療は早いに越したことはないと思います。(皮膚科看護師)
やはりインターネットでの情報は一方向ですし、我々もこの文面をみただけでは情報不足なので、一度病院を受診した方が安心かもしれません。病院では実際に触診して胸やお腹の音を聴いてみたり、必要ならば採血なども行った結果、あざが疾患であるかどうか判断します。(皮膚科看護師)

大きなものや数が増える場合は注意が必要

あざといっても色々な種類がありますが、茶褐色のあざでも大きなものや数が増えてくるような場合は、少し注意が必要だと医師は説明しています。

生まれつきのあざには白・黒・茶・青・赤と色々な種類があり、成長とともに消えたり薄くなるものもありますが、中には治療が必要なものもあります。特に大きくなるものや数が増えてくる場合は、注意した方がよいでしょう。(産科医師)
あざの中でも茶色いものは、メラニン色素が皮膚の浅い部分に集まったもので身体中に発生します。ほとんどが盛り上がりのないもので悪性ではなく、小さい子どもでもレーザーで取ることができますが、5~6個以上ある場合や身体の大半を占めるような大きなあざの場合は疾患が疑われます。(産科医師)
あざが何らかの疾患によるものであった場合は、成長するにつれ神経性の腫瘍ができて内臓や骨や脳にまで影響を及ぼすことがあります。症状がなくても、気になるようなら一度病院を受診した方がよいでしょう。(産科医師)

一般的な茶色いあざは、特に治療の必要はないようです。しかしお子さんの場合、3~4個ではありますが数が増えているため、念のため病院を受診した方が安心です。


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