皮膚トラブル

2016/08/20

子どもの生まれつきのあざ。治療で消すことは可能?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

子どもの生まれつきのあざ。治療で消すことは可能?

生まれつきのあざには色々なものがあり、色や形などその種類は様々です。放っておいて問題ないものや、中には治療が必要なものもあるようですが、茶色と白の2種類のあざについて、医師や看護師さんたちは何といっているのでしょうか。

ママからの相談:「子どもの身体にある茶と白のあざ。治療法にはどのようなものが?」

11歳の息子は肩に直径5cm程のあざがあり、腰周辺にも色が白く抜けたような同じ大きさのあざのようなものがあります。触っても肌の感じは変わりません。本人からはあまり見えない部位なのでまだ気にしていませんが、思春期の頃になると悩んでしまうのではと心配です。茶色のあざはレーザー治療が可能と聞きましたが、肌の感じが変わったりしないのか、また白いあざのようなものは治療はできるのでしょうか。(30代・女性)

あざの種類によって治療法も異なってくる

茶色いあざと違って白いあざの場合、色素が抜けた状態なのでレーザーには反応しにくいようです。そのため紫外線治療や、場合によっては皮膚移植という方法をとることもあると、医師や看護師さんたちは説明しています。

白いあざは脱色素性母斑、もしくは尋常性白斑と呼ばれるものと思われます。前者の場合は有効な治療方法はなく経過観察しかないようですが、後者の場合は軟膏の塗布や紫外線照射と呼ばれる治療方法があります。しかし効果には個人差があるので治療を受けてみないとわかりません。茶色のあざは扁平母斑と呼ばれるものでレーザー治療が可能ですが、やはりこちらも治療効果については個人差があります。(皮膚科看護師)
白いあざは皮膚表面のメラノサイトが機能していないため、色素が抜けた状態で皮膚が白くなっているものです。色素がないためレーザーでの治療では効果が得にくく、複数のレーザーでも除去できない場合は、紫外線治療や皮膚移植といった治療を行うこともあります。1カ所だけなら心配ないですが数カ所にある場合は白斑の可能性もあり、この場合は治療が必要です。いずれにしても、一度皮膚科を受診した方がよいでしょう。(産科医師)
腰や肩は人目に触れにくい部分なので、治療するか否かについてはそれぞれの考え方があると思います。肌の感じが治療前後で異なるということはありませんが、一度レーザー治療を行っている医療機関を受診して相談してみてはいかがでしょうか。(皮膚科看護師)

あざによっては疾患である場合も

あざには多くの種類があり、放置していてよいものもあれば疾患である可能性もあります。何か心配に思うことがあれば、一度皮膚科を受診した方が安心かもしれません。

あざには色々な種類があり、赤・黒・茶・白・青と色も様々です。成長とともに薄くなったり消えるものもありますが、中には病気のサインだったり、治療が必要なものもあります。また大きくなるあざは注意が必要ですから、気になるようなら一度、皮膚科を受診してください。(産科医師)

茶色いあざと白いあざでは、治療法が異なってくるようです。また、あざの種類によっては何らの疾患である場合もあるので、心配なら一度病院を受診してみるのもよいでしょう。


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