冷え性

2016/08/21

妊活中の30代の女性。冷え性の人って妊娠しにくいの?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊活中の30代の女性。冷え性の人って妊娠しにくいの?

妊活中の女性の中には、冷え性が大きな悩みの種になっているケースがあります。冷え性が妊娠に影響を及ぼすというのは本当なのでしょうか?冷え症と妊娠の関係、妊活中の女性の冷え対策について専門家にお聞きしました。

30代の女性からの相談:「冷え性が治らない!妊娠しにくいのではと不安…冷え性と妊娠の関係は」

7年間務めた仕事を結婚を機に退職し、すぐに妊活を始めました。寒い場所で受付の仕事をしていたせいで冷え性になり、仕事を辞めて家庭に入っても冷え性は良くならず、すっかり冷え性体質になってしまいました。妊娠をすぐにでも希望していますが、月経不順もありなかなかうまくいきません。この冷え性のせいで体全体の血流が悪く妊娠できないのではないかと心配です。妊娠のしやすさと冷え性には関係があるのでしょうか。(30代・女性)

冷え性は妊娠しにくい身体を作ってしまう?

身体の血流が悪くなると、ホルモン分泌や臓器の働きに影響します。冷えは血流の悪さに起因しているので、冷え性の人はそうでない人に比べて妊娠しにくい体質になってしまうようです。

寒い場所に長期的にいたからといって、それが冷え性になることは基本的にないはずです。いつも手足が冷たいのは、もともと冷え性であったのではないかと思います。(看護師)
確かに冷え性であったり低体温傾向にある女性は、比較的妊娠しにくいと言われています。全身の血液の流れが悪いのであれば、さまざまな臓器への酸素や栄養の供給が少なくなってしまいます。それではホルモンの分泌も不十分となりやすく、卵子の発育の悪化や排卵障害の原因となるようです。しかし冷え性だからといって妊娠しないわけではありません。もし1年以上経っても妊娠しなければ、病院に相談するといいと思います。(看護師)
不妊の原因は、男女ともに様々なものがありますが、女性の冷え性も妊娠しにくい原因のひとつです。冷え性の方は血流が悪いため、卵巣への血流不足でいい卵子が育たなかったり、子宮の働きや女性ホルモンの分泌も低下するため、月経不順や妊娠しにくい体になります。本格的に妊活をするのでしたら、ホルモンバランスの検査も行った方がいいですから、早めに病院を受診してください。(医師)

身体を冷やさないように工夫して、妊娠しやすい身体に!

妊活を成功させるには、冷え対策が重要です。身体を冷やさない環境づくりや身体を冷やす食べ物を避けて、体を温める食べ物を摂るよう心掛けることも大切です。

不妊治療を行う上でも、体を冷やさないようにという注意事項があります。できるだけ温かい環境で過ごし、外出時は首や足首、腰回りが冷えないようにしてください。入浴時は湯船につかって、手足のマッサージやツボ押しを行ってみてください。寝る前に軽い体操やストレッチを行うと、寝つきもよくなります。(医師)
体を冷やす冷たい物や、生野菜、ウリ科の野菜、カフェインを含むものは控えてください。体を温めるものには、根菜やネギ、ニラや生姜などがありますから、体の中から温めるものを摂るようにしてください。(医師)

冷えは、妊娠しにくい原因のひとつとなり得ます。冷え性をすぐに治すのは難しいかもしれませんが、身体を温めるように普段から対策をすることで、妊娠しやすい状態を作ることができます。妊活の成功をお祈りいたします。


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