冷え

2016/08/23

妊娠17週。胎児に悪影響なく冷え性を改善する方法は?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠17週。胎児に悪影響なく冷え性を改善する方法は?

もともと冷え性の方は、妊娠中に冷え性が悪化することがあるようです。母体や胎児の安全を考えた冷え性の改善方法はあるのでしょうか。妊娠中の体の変化と冷え性の関係、妊婦のための冷え性対策を専門家にお聞きしました。

30代女性からの相談:「つま先が冷えて眠れない…妊婦もできる冷え性の体質改善の方法を教えて」

現在妊娠17週です。もともと冷え症で特に足の先端は冷たすぎて眠れぬほど。対策として半身浴でゆっくり湯に浸かったり就寝時の湯たんぽ、オイルヒーターの使用が欠かせません。体質改善が必要だと感じいろいろ調べているのですが、妊婦は食べるものの好みや胎児に与える影響を考えると何を食べていいのかわかりません。どうしたら身体に悪影響なく体質改善できるのか知りたいです。(30代・女性)

妊娠中は、冷え性になりやすい!

妊娠中は血行を妨げる要素が多く、冷え性が悪化しやすいと言えます。しかしこれは病気ではなく、妊娠に伴い正常に身体が変化していると考えられます。

妊娠を機会に女性はホルモンバランスが急激に乱れてくるので、このホルモンバランスの乱れが冷え性に大きく影響をします。しばらく時間が経ったら妊娠中でもある程度ホルモンバランスが一定となりますが、次は出産や授乳を機会にホルモンバランスが再び乱れてしまいます。そうすると再び冷え性が増悪することがあります。(看護師)
妊婦さんはホルモンの変化やストレスで自律神経が乱れやすいこと、運動不足や大きくなった子宮で血管が圧迫されて血行が悪くなることなどから、冷え性になりやすくなります。(医師)

漢方薬は注意が必要!負担をかけない範囲で、身体を動かすようにする

妊娠中は、母体と胎児の安全が最優先ですから、できることは限られています。身体に負担の少ない運動や家事、食事の工夫も取り入れていきましょう。

妊娠中は、身体に負担をかけるようなことは控えるべきです。漢方薬も勧めたいところですが、妊娠の経過に影響があると心配なのでやめたほうがいいでしょう。基礎代謝を上げることで、冷え性をいくらか改善することができますが、激しい運動は必要ありません。ストレッチやヨガなどインナーマッスルを鍛えるような負荷の少ない運動で十分です。今は冷え性改善よりも妊娠を継続することのほうが重要ですので無理をしないでください。(看護師)
無理する必要はありませんが、体調がいい時は散歩や軽い体操、家事をこなすなど、できる範囲で体を動かすようにしてください。下半身浴で体が温まったら足のマッサージも行って、血流をよくしてください。入浴できない時は、足湯を行うと手軽に温まることができます。お腹や腰周りを温めるのは大切ですが、締め付ける下着や靴下は血流が悪くなりますから、少しゆったりしたものを身に着けるようにしてください。(医師)
食べ物は根菜やネギ、生姜など、妊婦さんも安心して食べられるものを摂るようにしてください。逆に体を冷やすものがカフェインを含むもの、キュウリやナス、トマトやキャベツ、白砂糖などがありますから、控えるようにしてください。(医師)

妊娠中の冷えは、とてもつらいですね。妊娠中でもできる冷え対策はたくさんあります。できることを少しずつやってみましょう。元気な赤ちゃんを無事に出産されますように!


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