貧血

プレママを悩ませるひどい貧血…どうしたらよい?

多くのプレママを悩ませる貧血。鉄分たっぷりのメニューを心がけているにもかかわらず、なかなか改善されず、悩む人は少なくありません。問題解決のカギは鉄分の性質にあるようです。悩み解消のヒントが専門家から寄せられました。

プレママからの相談:「貧血がひどくて日常生活が送れません」

妊娠初期からひどい貧血に悩まされています。焼いたレバーやほうれん草を食べたり、サプリメントを飲んだり、産婦人科でいただいた薬もきちんと飲んでいるのに、ほとんど変化がありません。妊娠する前は貧血になったことがなく、今は妊娠前より健康的な生活を送っていますし、睡眠もしっかりとっています。なぜ貧血になるのでしょうか?この症状はいつごろ緩和されますか?(20代・女性)

食生活の見直しがオススメ。食べ方の工夫で鉄分吸収アップ。

妊娠中にはたくさんの鉄分が必要になりますが、鉄分は吸収されにくいため、食べ方を見直すとよいとのアドバイスが集まりました。また安易にサプリに頼るのは危険との声もありました。

赤ちゃんの栄養も必要な妊婦さんは、貧血にかかわらず、栄養不足になりやすいです。特に鉄分は赤ちゃんの身体を作るうえで重要なので、たくさんとる必要があります。(産科・婦人科看護師)
鉄分を多く含む食品はレバー、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜、魚や貝類です。これらに含まれる鉄分はヘム鉄といわれ、身体に吸収されにくい特性を持っています。ビタミンを含む果物や野菜、ミネラルを含む海藻類などと一緒にとると、鉄分の吸収がよくなります。一緒に料理するか、食後に果物を食べましょう。(産科・婦人科看護師)
食後にコーヒーや緑茶を飲むと、鉄分の吸収が悪くなります。食後はカフェインやタンニンを含まない麦茶などがいいでしょう。(産科・婦人科看護師)
冷え性は貧血の原因になります。軽い運動をしたりして身体を冷やさないようにしてください。貧血は出産後、母乳で育てるのであれば継続すると思います。引き続き、バランスのとれた栄養を心がけましょう。(産科・婦人科看護師)
普段は貧血にならない人でも妊娠中はなりやすく、しかも妊娠中に一度貧血になると、なかなか改善はされません。食事の工夫と医師から処方された薬の内服を根気強く続けることが大事です。(一般内科看護師)
貧血があるからといって安易にサプリメントを摂ると胎児へ影響する場合があります。サプリメントには薬と同じくらいの量の保存剤が含まれていることがあるからです。薬じゃないからと簡単にサプリメントに頼るのはやめた方が胎児のためです。(一般内科看護師)
血液データとしては上がってはきませんが、医師から処方された薬を内服すれば、少しずつでも血液内の状態は改善してきます。もっとも改善する速度は人によって違います。めまいやふらつきがひどくなるようなら、サプリメントに頼らず、まずは担当の医師に相談しましょう。(一般内科看護師)

食後のコーヒーをやめてデザートにフルーツを食べるなど、工夫次第でより多くの鉄分が摂れるようになりそうですね。食事での改善がむずかしいようなら、市販薬やサプリに頼らず、担当医に相談しましょう。軽い運動で冷えを防ぐことも大切です。


2015/01/24

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