水中出産

2016/09/01

水中出産について知りたい!適した年齢ってあるの?

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水中出産について知りたい!適した年齢ってあるの?

フリースタイル分娩やソフロロジー分娩など出産のスタイルも様々ですが、近年注目されている水中出産はご存知でしょうか。まだ馴染みが薄いようですが、水中出産とはどのようなものか、メリットやデメリットなどについて医師に尋ねてみました。

水中出産についての相談:「水中出産に適した年齢はあるのでしょうか?」

現在妊娠2カ月です。そう遠くない出産を見据え、夫婦間で様々な出産方法について色々と情報収集をしているところです。自分に適した、母体に危険性のない安価な出産方法を望む中、水中出産も候補の1つです。現在37歳ですが、少々高齢の自分にとって水中出産は適しているのか、また通常の出産と比べかなり状況が違いますが保険は効くのでしょうか。ただでさえ初めての出産で、何も分からず心配です。(30代・女性)

水中出産のメリットとデメリット

どのような出産にもメリット・デメリットはありますが、水中出産について医師は次のように説明しています。

水中出産は分娩時、特に第1期といわれる子宮口が開大していく時期にお湯に浸かることでリラックスでき、様々な体位が取りやすくなるため陣痛の痛みも逃がしやすく、初めてのお産で不安や緊張の強い妊婦さんには利点があるといえます。(医師)
安全面では胎児が感染症を起こしやすくなったり、妊婦や胎児のモニターが制限されたり、体力を消耗しやすいなどリスクが多いのも事実です。また、通常の出産費用に加えて5~10万円程度多くかかり、保険の適応はありません。(医師)
水中出産は、体温程度の温水を羊水と同じ塩分濃度にして、水中で出産する方法です。メリットとしてリラックスできる、陣痛が和らぐ、赤ちゃんのストレスが減ることなどがありますが、デメリットとしては出血量が多くなる、赤ちゃんが感染症を起こしやすいことが挙げられます。また日本では水中出産を行っている施設がまだ少なく、助産院などの場合は急変時に対応できないというリスクもあり、費用は機関にもよりますが自然分娩より数万円高めです。(産科医師)

年齢的な制限は特にない

水中出産を行うにあたっては、特に年齢制限などはないようです。まずは近所で水中出産をしている施設があるか調べ、衛生管理の状態など実際に見学をした上で、担当医や家族とよく相談するのがよいでしょう。

年齢的な制限はなく誰でも行うことができますが、メリット・デメリットを考慮してよく検討しなければなりません。水中分娩を行っている施設があれば、まずは衛生管理や急変時の対応についてなど詳しいことを確認し、それから検討した方がよいでしょう。(産科医師)
水中出産を行っている施設はまだまだ数が少ないので、まずはお近くの施設を探して見学なさってください。妊娠の経過をみながらご家族や医師や助産師と相談の上、数ある出産方法の中の選択肢の1つとして、検討するのもよいでしょう。(産科医師)

水中出産には特に適した年齢というのはないようですが、他のお産同様にメリット・デメリットがあります。医師からのアドバイスを参考に、条件に合う施設があるかどうか調べてみるとよいでしょう。


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