チック

2016/08/27

首を小刻みに動かす子ども…チック症?対応策は?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

首を小刻みに動かす子ども…チック症?対応策は?

チック症で分かりやすい症状は激しいまばたきですが、他にも子どもが不自然に繰り返す動作は気にかかるものです。我が子に首を動かす癖があることを心配するママに対し、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

ママからの相談:「首を動かす癖はチック?対応策は?」

小学5年生の息子は、約2年前から首を小刻みに動かす癖があります。チック特有の激しいまばたきはありませんが、周りから気になると言われて小児科を受診したところ、チックの可能性もあるが、個性として受け入れたらとのことでした。現在は治療せず普通に生活していますが、この行動はチックによるものでしょうか。また、癖を指摘しないようにしていますが、このままの対応でよいのでしょうか。(30代・女性)

チック症は子どもが発症する病気で、症状はまばたき以外にも

チック症は子どもが発症する病気で、一過性のものなので成長とともに軽減していきます。症状はまばたき以外にもあります。重症な場合は治療を行います。

チック症の初発年齢は3歳から4歳くらいが最も多いのですが、もちろんそれ以外が初発ということはあります。また、チックだと必ず激しいまばたきの症状が出るということではありません。(看護師)
チック症にはさまざまな症状があり、まばたきをする・顔をしかめる・首を振る・首を回すなどがあります。チック症の原因として、脳の一部に何らかの問題がある可能性も指摘されていますが、はっきりしたことはわかっていません。主に子どもが発症する病気で、一過性のものがほとんどなので、年齢が高くなるにつれ症状は軽減していきます。重症でなければ特別な治療は行いません。症状がひどい時は、心理療法や薬物療法で症状を軽くすることができます。(一般内科看護師)

チックを叱ると悪化、寄り添うような接し方を

チックは癖ではなく、本人が意図的に止めることができません。指摘したり叱ると悪化する原因になるので、ストレスを与えないように寄り添ってあげて下さい。また、周囲の人にも事情を理解してもらいましょう。

首を小刻みに動かす癖はおそらくチックだと考えられますが、断言はできません。しかし実際に診察をした医師も可能性を指摘しているので、チックと捉えてよいでしょう。そもそも癖ではありません。癖なら止めようと思えば止められますが、本人が意図的に止めることができないのがチックなので、指摘はしないでください。本人も好きでそのような行動をとっているわけではないのですから、寄り添うような対応をしてあげてください。(看護師)
本人の意思で止めることはできないため、叱ったり注意すると症状が悪化する原因になります。家族の方も症状を指摘しないように接して下さい。学校の先生や家族など周囲の人にも、事情を説明して理解してもらうことに努めて下さい。チック症はストレスや緊張で症状が強くなるため、ストレスを与えないようにすることが大切です。(一般内科看護師)

チック症の症状には、まばたき以外にも首を振ったり回すことがあるそうです。チックは癖ではなく、本人が意図的に止めることができないので、指摘したり叱ったりすると悪化の原因になります。ストレスを与えないように寄り添うことが大切です。


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