チック

2016/08/28

子どもの音声チック症をお友達にどう説明したらよい?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

子どもの音声チック症をお友達にどう説明したらよい?

チック症は症状によっては周囲の目を引きやすく、それがさらなるストレスになり悪化しかねません。チック症の子どもの友達への対応に悩むママに対し、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

ママからの相談:「子どものチック症をお友達へ説明するには?」

6歳の息子は、幼稚園の年中組になった頃から軽い咳ばらいをするようになりました。だんだんと声が大きくなり頻繁にするようになったため、耳鼻科を受診したところ、チック症状だろうと言われました。症状はひどくなる一方で「イッ、イッ」と常に声を出すようになり、息子の友達も「変な声出してる」と言うようになっています。からかわれたり仲間外れにされないかと心配です。子どもの友達にはどのように説明して対応していけばよいでしょうか。(30代・女性)

チック症にはストレスが大敵、安心して過ごせるよう周囲の配慮を

チック症は子どもがかかりやすい病気で、ストレスなどにより悪化します。緊張や不安なく過ごせるよう周囲が注意しましょう。重症なら治療も可能です。

チック症には運動性チックと音声チックがあります。音声チック症には、咳払い・声を出す・奇声を発するなどがあります。チック症は幼児期や学童期の子どもがかかりやすく、精神的なストレスや緊張などがあると症状が悪化します。緊張や不安なく過ごせるよう、周囲の人々が注意することが重要です。症状が酷くなる時は心理療法や薬物療法で症状を軽くすることも可能です。(一般内科看護師)

お友達へは先生を通して説明してもらっても

子どもは、自分たちと違うことに興味を示すので、からかわれる理由になりやすいです。幼稚園や学校での様子を知っている先生に説明してお友達に話してもらい、子どもに心配なことがないか向き合ってあげましょう。親がお友達と上手に付き合えるよう導くのも一案です。

子どもに難しい話をしてもなかなか理解することはできないので、どう分かってもらうのか悩みますね。特に子どもは、普段と違うこと、自分たちと違うことにはとても興味を示しやすいので、からかわれる理由になりやすいです。幼稚園や学校での姿は掴みにくく、ママからお友達に説明するのも難しいので、先生に事情を説明し、先生から子どもたちに説明をしてもらうのがよいのではないでしょうか。(看護師)
家庭では、幼稚園や学校での出来事で心配なことはないか、子どもと向き合ってください。症状を指摘したり叱ったりすることは逆効果です。お友達が症状に気をとられないように、特技や夢中になれる趣味など見つけて、お友達と上手に付き合えるように導いてもよいでしょう。子ども同士は大人ほど気にしませんが、問題が出てくるようなら先生や保護者に事情を説明して、チック症の症状について指摘しないように話してもよいでしょう。(一般内科看護師)

チック症はストレスで悪化するため、緊張や不安なく過ごせるよう向き合ってあげることが大切です。子どものお友達に直接説明するのは難しいので、幼稚園や学校での様子を知っている先生に説明して、先生からお友達に話してもらうことも一案です。


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