出産と保険

2016/08/19

出産すると保険料免除?産前産後休業保険料免除制度とは

この記事の監修/執筆

イクシル編集部

出産すると保険料免除?産前産後休業保険料免除制度とは

出産前後に勤め先に申し出を行うだけで、社会保険料が免除される制度があります。今回は、産前産後休業保険料免除制度について解説します。

産休中、保険料が免除されるって本当?

2014年4月に、出産に関しての新しい保険料免除制度が施行されました。それが産前産後休業保険料免除制度です。これは勤務先の健康保険に加入しており、産前産後休業を取得した場合に適用される制度です。これまで似たような制度で育児休業中に適用になるものがありましたが、これと同様、該当期間中の健康保険料、厚生年金保険料が免除されます。

産休中は無給になることが多く、給与額から社会保険料を天引きすることができないため、2014年4月以前は振込用紙などでこれらを支払うママがほとんどでした。しかし、この制度ができたことでその煩わしさがなくなるだけでなく、そもそもの負担額を減らすことができるようになりました。

この制度は出産日の42日前から出産後の56日までの98日間、実際に妊娠や出産を理由に休業した場合、該当者となります。社会保険料の免除期間は産休を取得した月から産休終了予定日の翌日の前月までです。少しわかりづらいですが、4月20日が産休終了日だった場合、3月分までの社会保険料が免除されるということです。ちなみに、この期間中の給与は有給でも無給でも申請することができます。

出産後の申請でもいいの?

産前産後休業保険料免除制度の申請時期についてですが、結論から言うと出産後でも問題ありません。しかし、この制度を利用するには産休中に申告する必要があります。出産後でも職場復帰した後は申請できなくなるため気をつけましょう。

産前産後休業保険料免除制度の申請の仕方

産前産後休業保険料免除制度は、事業主が健康保険組合と日本年金機構へ提出します。事業主がこれらの申請をするためには、被保険者からの申し出が必要になるため、申出書を勤務先に提出する必要があります。 日本年金機構のホームページなどから申出書のフォーマットをダウンロードすることもできますが、勤務先の担当者に相談し、提出書類などもそちらから受け取るほうがスムーズでしょう。記入するものとしては以下の項目が想定されます。

◆被保険者の氏名・生年月日
◆出産予定年月日(産後の場合は記入不要)
◆産前産後休業の開始年月日・終了年月日(産前の場合は終了予定日)
◆出生時の氏名・出生年月日(産前の場合は記入不要)

産前産後休業保険料免除制度は、産休中という限られた期間でしか申請することができません。申請漏れのないよう、ご注意ください。


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