出産準備品

9・10・11月の秋生まれの赤ちゃん出産の準備!必要アイテムや服の準備は?

赤ちゃんの産まれてくる季節によって、出産準備品にも多少の違いがあります。寒くなり、空気も乾燥してくる秋生まれの赤ちゃんのために用意しておきたいグッズを紹介します。

産後に必要なグッズはいつから揃える?

出産予定日がわかったら、赤ちゃんがどんな季節に新生児期を過ごすのか、想像してみましょう。つわりの時期は外出がつらいこともあるでしょうから、体調が落ち着いて安定期に入ったら、時間を見つけて少しずつ育児の準備を始めましょう。
出産後は、病院や助産院から我が家に戻ってくるとすぐに、授乳やおむつ替えなど赤ちゃんのお世話にかかりっきりの生活が始まります。また、身体の回復のためにも1ヶ月間ほどは外出を控えます。必要最低限のベビー用品は妊娠中に購入しておくようにすると、スムーズに産後の生活をスタートできるでしょう。人混みに出なくても済むように、ネットを活用してお買い物をするのもよいですね。
ただし、実際は不要なものまで買ってしまう、ということは避けたいものです。リストを作るなどしてよく吟味し、先輩ママやパパ、家族の意見なども参考にしましょう。ベビーバスやベビードレスなど、ごく短期間しか使わないものはレンタルするのもよいでしょう。
性別がわからないうちはデザインが選べない……というママもいるかもしれません。とはいえ、赤ちゃん用の基本的なグッズは男女関係なく使えるシンプルなものが大半です。必需品は早めに揃えておき、性別がわかってから、男女別にデザインされたアイテムを足していくのも楽しいですね。

衣類はどのように準備する?

月齢によっても、使うシーンによっても、必要なものは違ってきます。見た目の可愛さよりも、まずは肌触りや機能性を重視して選ぶようにしましょう。

肌着の選び方

・肌にやさしいものを
赤ちゃんの肌はとてもデリケート。できるだけ綿(コットン)100%のものを揃えましょう。ただし、同じ綿素材でも生地の織り方によっても肌触りは変わってきます。ガーゼ生地は、種類によってはガサガサするものもあります。個人差がありますが、とくに肌が弱い子は目の粗いガーゼが不向きなケースもあります。できればママが実際に手触りを確かめてみて、肌当たりの柔らかいものを選んであげましょう。最近では、綿よりもさらに肌触りのよい絹の肌着もあります。

・重ね着で体温調節
赤ちゃんは体温が高く汗っかきなので、体温調節をするためにも吸湿性と通気性のよい肌着が適しています。寝返りもまだできないため、背中に汗をかいたらこまめに着替えさせられるよう、多めに用意しておきます。目安としては、一日に3~4回着替えをすると考えておきましょう。

新生児期に最低限必要な、肌着の種類と枚数の目安をご紹介します。


短肌着 5~6枚
長肌着(なくても可) 2~3枚
コンビ肌着 3~4枚

自分では温度調節が上手にできないので、コンビ肌着などの下に短肌着を重ね着して調節してあげましょう。コンビ肌着は股下でスナップを留められるようになっているので、お腹が出ることもなく安心です。秋口など季節の変わり目はとくに気温差が大きいので、薄手の肌着だけで寒くないか、注意して見てあげましょう。ご家庭の洗濯の頻度などによって、足りないようであれば買い足していきましょう。

・大きめのサイズでOK
ベビー用の洋服のサイズで一番小さいのは「50」ですが、赤ちゃんの成長はとても早いので、最低でも「60」からでよいでしょう。50ばかりをたくさん揃えすぎると、すぐに着られなくなって無駄になってしまうことも。60やそれ以上のサイズをゆったり着ていても、結び紐などで調節できるものであれば問題ありません。

防寒用の服の選び方

・外出時の対策が必要なのはいつから?
産まれてから1ヶ月ほどは、おうちの布団やベビーベッドでほとんど寝て過ごします。外出用の防寒着が必要になるのは、生後約1ヶ月過ぎからと考えればよいでしょう。退院時にも外気に触れますが、ベビー服の用意はとくにせずとも、ブランケットやおくるみなどで包んであげれば大丈夫です。1ヶ月健診を終えて外出ができるようになる頃には、寒さ対策が必要になるでしょう。

・室内での防寒はどうするの?
暖房をつけていればとくに対策は必要ありません。秋冬シーズンであっても、お部屋が暖かければ薄着でも問題ありません。厚着をすると、逆に熱がこもったり汗が冷えたりしてしまうので、室内では靴下も履かせなくて大丈夫です。
ただし、夜間など暖房を切っている時間帯などは、冷えが心配です。ベビーベッドや布団に寝かせるときに、厚手のおくるみやスリーパーなどで包んであげましょう。もちろんバスタオルでも代用可能ですが、剥いでしまってお腹が冷えるのが心配な場合は、やはりスリーパーがおすすめです。

冬用の肌のお手入れ用品も必要?

乾燥する季節は、暖かい時期のスキンケアに加え、冬用のお手入れ用品も用意しておくとよいでしょう。

用意したほうがいい理由
赤ちゃんの肌はとても薄くて乾燥しがちです。アトピー性皮膚炎になるのを防ぐためにも、生後すぐから保湿のスキンケアをすることが大事です。秋冬の季節になって気温が低くなると、空気もそれだけ乾燥して肌もより荒れやすくなりますので、より保湿性の高いお手入れ用品は必須です。この季節には、春や夏の時期よりも注意して肌の様子をチェックしてあげましょう。

準備するアイテム一覧


・ベビーソープや沐浴剤
・ベビーローションなど基本の保湿剤
・ベビークリームなど冬用の保湿剤
・爪切り
・おしりふきやコットン

沐浴のあと、タオルでやさしく身体の水気をとります。お風呂から上がったら5分以内に保湿をするのがポイントです。まずさらっとしたローションなどを全身に塗り、その上にクリームなどのしっとりした保湿剤を塗りましょう。産前にママが使っていたマタニティ用の保湿剤は赤ちゃんにも使えるものが多いので、使い回してもよいですね。
赤ちゃんの爪は薄くて肌を傷つけやすいので、爪はこまめに切ってあげましょう。
おむつを替えるとき、とくにうんちのときはおしりをきれいに拭いてあげましょう。汚れが残っていると、おむつかぶれなど肌荒れの原因にもなります。おむつ替えの際に肌をよく確認してあげましょう。

おすすめのお出かけ用品

お出かけする際は、肌着の上に、ロンパースやカバーオールなどのベビーウェアを組み合わせて着せてあげましょう。秋冬の季節は長袖タイプのロンパース(ボディスーツ)などもよいでしょう。ただし首が座る前の赤ちゃんには、頭からかぶるタイプを着せるのは意外と大変です。月齢の低い赤ちゃんには、着脱のしやすい前開きタイプのものが重宝します。
寒冷地などでは、靴下の上からレッグウォーマーを履かせたり、帽子をかぶせてあげたりすればより暖かく安心です。キルト地のベストなどは一枚でも保温性が高いので、さっと着せてお出かけできます。

抱っこ紐でお出かけするときには、ママがその上からコートを着用すれば、赤ちゃんは厚着をしなくても暖かくなります。抱っこ紐専用の調整パーツが付属したママコートもあります。ただし、そうしたものを購入しなくても、ゆったりしたニットのコートなどを使っているのであれば、そのまますっぽり赤ちゃんまで包むことができる場合もあります。

ベビーカーに載せる際は、普通のひざ掛けなどでは赤ちゃんが手足をばたつかせて落としてしまうので、ベビーカーにスナップで取りつけられる専用のフットマフやブランケットが便利です。

秋冬の赤ちゃんの体調管理に注意

身体の冷えや空気の乾燥によって体調を崩しやすくなりますので、体調管理に気をつけましょう。

赤ちゃんの健康管理の方法
部屋の湿度は約50%~60%、温度は20℃以下にならないように注意しましょう。
インフルエンザの季節などはとくに、人混みのあるような場所への外出はできるだけ避けるようにしたいものです。粉ミルクや母乳の冷凍パックの管理に気をつけ、哺乳瓶もブラシなどでよく洗って消毒し、清潔を心がけましょう。
赤ちゃんの体温は高めなので、37℃くらいあっても他に気になる症状がなければ心配する必要はありません。熱があるかな?と思ったらまずは体温計で測ってみましょう。赤ちゃんはちょこちょこ動きますので、大人用の体温計では非常に測りづらい場合があります。子ども用の体温計があると、さっと計測できて便利でしょう。
機嫌が良いか悪いか、あやすと反応するかどうかなどもよくみてみましょう。体調が心配で受診する際には、泣いてばかりでぐずるなど気になることがあれば医師に伝えましょう。
食欲があるのかどうかも大事です。母乳やミルクの飲み方、離乳食の食べ方などにいつもと大きく違うことがないか、便が出ているかどうか、普通便か下痢かなどもみておく必要があります。
また、ママが風邪を引かないようにすることも大切です。授乳時に乳首に傷がつくと感染症を起こす可能性もあります。母乳育児の場合でも、そうしたときはミルクに切り替えて無理をしないようにしましょう。

執筆者:南部 洋子(なんぶ・ようこ)
助産師・看護師・タッチケアトレーナー。株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での勤務を経て、とらうべ 社設立。医療職が企業人として女性の一生に寄り添うことを旨とし、30年にわたって各種サービスを展開中。

監修者:株式会社 とらうべ
助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士などの医療職や専門家が在籍し、医師とも提携。医療や健康、妊娠・出産・育児や女性の身体についての記事執筆や、医療監修によって情報の信頼性を確認・検証するサービスを提供。

2018/12/30

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この記事の監修/執筆

保健・衛生・妊娠・育児コンサルタント株式会社とらうべ