子どもの病気・ケガ

2016/09/07

喉の痛い子どもにのど飴を与えるべき?効果は?虫歯は?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

喉の痛い子どもにのど飴を与えるべき?効果は?虫歯は?

喉が痛くがらがら声になってしまった時、大人はのど飴をなめますが、子どもはどうでしょうか。のど飴の効果のほどや、虫歯についても心配しているママに対し、専門家の皆さんからアドバイスを聞きました。また、子どもの喉を見るコツについても教えてくれました。

ママからの相談:「のど飴はのどの痛みに効果がありますか」

子どもが風邪をひいて病院に行くと喉が赤いといわれます。自分がみてもさっぱりわかりません。見るにあたってコツがあるのでしょうか。喉が痛いと咳をして声ががらがらになるのが嫌なようで、大騒ぎしてかえって喉を痛めています。このような場合大人はのど飴を舐めますが、虫歯の観点からあまりあげたくありません。実際にのど飴でのどの痛みは緩和されるのでしょうか、それともあまり意味はないのでしょうか。(40代・女性)

明るいところで扁桃とその周辺を見ます

病院で喉が赤いといわれるのは、喉の奥にある扁桃やその周辺が赤いことを指します。舌に隠れて見えないことが多いため、子どもに舌を出してもらったり、舌を押さえる工夫が必要です。

子どもの喉を見るコツですが、明るい場所や懐中電灯を使用しながら、子どもに舌を「べーっ」としてもらい舌圧子で強めに押して、両脇の扁桃やその周囲に赤みがないか見ます。扁桃のある場所は一般的に「のどちんこ」と呼ばれる場所の両脇にあるふくらみのある場所を指します。(内科看護師)
喉に炎症が起こっていれば、痛みや声が出にくいなどの症状が現れます。この時に無理に声をだすと、喉に負担がかかり、改善するのに時間がかかったり、さらに喉を傷めてしまいますから、できるだけ大声を出さないようにしてください。(産科医師)

のど飴にはある程度の効果が期待できます

のど飴をなめることで、感染や炎症の原因となる乾燥を防いでくれるうえ、飴の成分によっては痛みや炎症を抑えてくれる場合も。また、はちみつが喉の痛みに効果的だというアドバイスもありました。虫歯を防ぐには、摂るタイミングや量に気をつけましょう。

乾燥した空気を吸うとのどの粘膜の血管が収縮して腺毛の動きが悪くなり、ウィルスや細菌に感染して炎症を起こしやすくなります。生薬配合やハーブなど成分の入ったのど飴、または薬用のど飴なら乾燥だけでなく痛みや炎症を抑える作用もあるので咽頭痛には効果的です。のど飴も常になめていなければ虫歯などは問題ないでしょう。気になるようなら、就寝前はなめないようにしてうがい薬などを使用してください。(内科看護師)
喉の痛みに効果がある代表的なものにはちみつがあります。そのまま舐めさせてもいいですし、温かい飲み物やレモン、大根おろし、生姜などに混ぜると、体も温まってさらに効果的です。虫歯の心配があるでしょうが、風邪の時の一時的なもので、摂りすぎなければ問題ないでしょう。(産科医師)

子どもの喉を見るときは、扁桃やその付近が赤くなっていないかを見ます。のど飴には、乾燥を防ぐほか、炎症や痛みを抑えてくれることもあり、ある程度の効果が期待できるようです。虫歯については、摂りすぎや就寝前の摂取に注意するとよいでしょう。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加