出産予定日

2016/08/31

出産予定日はずれやすい?正しい知識で出産日を迎えよう

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出産予定日はずれやすい?正しい知識で出産日を迎えよう

何度目かの検診に行った際に、出産日にずれが生じることがあるようですが、出産予定日にずれが生じることはよくあることなのでしょうか。今回は出産予定日の概念と、その求め方についてご紹介します。

出産予定日の決め方

出産予定日はWHOの指針に基づいた定義があり、最後に来た生理の初日を0日目とし、そこから数えて280日目が出産予定日になります。この定義をもとに最終生理開始日から瞬時に出産予定日を導き出したものがネーゲレ概算法です。

【ネーゲレ概算法による出産予定日の算出方法】
①最終生理開始日の月に9を足す
②最終生理開始日の日に7を足す

ネーゲレ概算法による出産予定日は、ひと月当たりの日数に28日から31日のばらつきがあることを無視した計算方法です。そのため、最終生理開始日からぴったり280日を算出できない場合があります。

また、生理周期によって左右されたり、最終生理開始日があいまいだと誤差が生じる場合もあるため、現在ではエコー検査で確認できる胎児の頭からお尻での長さや、胎児を包んでいる胎嚢(たいのう)と呼ばれる袋の長さから妊娠週数を割り出す場合がほとんどです。

妊娠が判明した当初はWHOの定義通りの出産予定日だったが、エコー検査で胎児の姿がはっきり確認できるようになった時点で胎児のサイズを確認したところ、出産予定日にずれが生じることは良くある話です。

出産予定日からずれる確率はどの程度?

湘南鎌倉総合病院が、2001年1月から2005年9月末までに扱った初産婦の自然出産について在胎期間をまとめたデータがあります。このデータによると40週で生まれた赤ちゃんは全体の34.9%という結果になりました。これはあくまでも40週の数字であるため、出産予定日当日に生まれる確率はもっと低いことがわかります。

妊娠37週0日から41週6日までは正期産

出産予定日当日に生まれなければいけないと考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、正期産の時期は妊娠37週0日から41週6日までの35日間あります。つまり、出産予定日当日に生まれることだけが正常なお産ではないのです。

出産予定日はあくまでも予定日であるため、一つの目安にしかなりません。あまり予定日にとらわれ過ぎてしまうと余計なストレスを感じ、お腹の中の赤ちゃんにもあまり良い影響を与えません。検診にしっかり通い、赤ちゃんの健康状態を確認しながら穏やかな気持ちで出産を迎えられるよう努めましょう。


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