妊娠後期のむくみ

2016/08/26

妊娠後期に現れるむくみを解消するには?対処法をご紹介

この記事の監修/執筆

専門家監修記事

妊娠後期に現れるむくみを解消するには?対処法をご紹介

身体にさまざまな変化が見られる妊娠中は、一般的にむくみが起きやすいといわれています。中でもお腹の中の赤ちゃんが著しく大きくなる妊娠後期はもっともむくみが起きやすい時期です。今回は、妊娠後期に現れるむくみの解消方法についてご紹介します。

妊娠後期にむくみやすい理由

身体の細胞に水が溜まってしまい、顔や手、足などが腫れたように膨れてしまうむくみは、塩分の摂りすぎや、運動不足が原因で起きます。特に妊娠中は、血液量が増え、妊娠前よりも体内の水分量が増えるため、3割もの妊婦さんがむくみを経験するといわれています。特に妊娠後期は、大きくなった赤ちゃんが脚の付け根当たりまで降りることで血管を圧迫するので特に足のむくみが起きやすくなります。

まずは規則正しい生活を心がけて

生活環境ががらりと変わる妊娠中は、自覚がなくても多くのストレスを溜め込んでいます。これによりホルモンバランスが崩れると、むくみとなって症状が現れることがあります。疲れはその日のうちに取り除くように心がけ、睡眠をしっかりとるようにしてください。

むくみを解消するには、塩分を控えた食生活をすることがとても大切です。むくみはカリウムが不足すると起きやすくなるといわれています。カリウムはりんごや、バナナ、キュウリやナスに多く含まれているため、これらの食材を積極的に摂るように心がけてください。

また、妊娠中は運動不足になりがちなので、積極的に歩くよう心がけることも大切です。買い物に行くときにお店の1駅手前でバスを降りたり、天気の良い日は散歩に出かけたりするなど、身体を動かすようにしましょう。

自宅ですぐにできる足のむくみの解消方法

妊娠後期に起きやすくなる足のむくみを解消する方法として、まず、はじめにやっていただきたいのは足を心臓よりも高く上げるということです。お腹が著しく大きくなる妊娠後期はソファやベッドに横になって過ごすことが多くなるでしょう。その際、心臓よりも約20cm足が高い位置に来るように枕やクッションの上に足首を乗せてください。足元に溜まっていた血液が体の中心に戻るので、むくみ解消の効果が期待できます。

また、マッサージや足浴をするのも効果的です。マッサージはふくらはぎや太ももを中心に行っていきましょう。特に内太ももには肝経(かんけい)、脾経(ひけい)、腎経(じんけい)などといった、子宮にもつながっているツボがあります。刺激を与えるとむくみ解消に効果があるだけでなく、安産にもつながるといわれているので指で軽く押してみてください。

むくみの症状がひどい場合は医師に相談を

妊娠後期はさまざまな要因が重なり、むくみが起きやすい状態にありますが、あまりに症状がひどい場合は妊娠高血圧症候群など、深刻な状態に陥っている可能性もあるので注意が必要です。気になる場合はかかりつけの医師に相談してみてください。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加