調査・アンケート

2016/08/30

母乳だけで子育て 半数超える

この記事の監修/執筆

ニュース編集部

母乳だけで子育て 半数超える

厚労省 「乳幼児栄養調査」公表

厚生労働省は、母乳だけで子育てをする母親の割合が、生後1ケ月と3ケ月の時点で、ともに5割を超え、10年前に比べて10%程度増加した、と発表しました。1985年の調査開始以来、最も高い数字となっています。

調査は、昨年の9月に、全国1106地区内6歳未満の子供のいる2,992世帯、及びその子供3,871人を対象に実施されました。厚労省は、乳幼児の栄養方法及び食事の状況などの実態を把握し、授乳・離乳の支援、乳幼児の食生活改善のための基礎資料を得ることを目的に、1985年から10年に1度、調査を実施しています。

併用含めて 9割が母乳育児

授乳期の栄養方法の調査では、母乳のみの育児の割合は、生後1ケ月では、51,3%、生後3ケ月では54.7%と、ともに調査を開始して以来、初めて5割を超えました。10年前の調査に比べて、それぞれ9.1%、16.7%と大きな伸びを示しています。

粉ミルクなどを併用する混合栄養を加えた割合では、生後1ケ月で96.5%、生後3ケ月で89.8%と、約9割の母親が、母乳育児を実施している結果となっています。

母親の意識には大きな変化なし?

一方で、妊娠中に「ぜひ母乳で育てたいと思った」と回答した母親の割合は43.0%、「母乳が出れば母乳で育てたいと思った」と回答した母親は50.4%と、全体の9割を超えていますが、10年前に比べると、それぞれ、0.1%、2.5%と、ほんの少し減少しています。

医療機関等での母乳育児に関する指導状況についての調査では、妊娠中に指導を受けた母親が59.3%と、10年前に比べ4%減少していることに対し、出産後では73.9%と10年前より6%増加しています。

厚労省では、9年前に母乳による子育てを推奨するガイドラインを出していて、それが医療機関等による指導に浸透した結果だと分析しています。

厚労省は、離乳食に関する状況、子供の食事に関する状況についても、調査を実施しており、離乳食の時期や、間食についての調査結果を、同時に発表しています。

厚生労働省


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