肌トラブル

2016/09/09

管理栄養士に聞いた「美白が期待できる食べ物」

この記事の監修/執筆

Mocosuku編集部

管理栄養士に聞いた「美白が期待できる食べ物」

残暑はまだまだ続きそうですが、連日のように猛暑日となった暑い夏に、少し終わりが見えてきました。
夏のダメージでこの時期のお肌は乱れてくすみがち。外側からのケアはもちろん、内側からもしっかりとケアしていきたいですよね。そんな今の時期にぴったりな、美白が期待できる食べ物を管理栄養士がお教えします!

夏のダメージ肌に起こっている3つのトラブル

1.夏の紫外線による〝シミの元″メラニンの蓄積
5月から9月は、1年でも紫外線量が多い季節。そんな紫外線のダメージを受け、夏の終わりのお肌にはメラニンが蓄積しています。
メラニンとはシミの元になる色素のこと。通常、メラニンは肌の代謝によってアカとして排出されます。しかし、紫外線のダメージを受けると、活性酸素が過剰に作られ、メラニンを沢山作ってしまう指令が出されます。
こうして過剰に作られたメラニンが、シミとしてお肌に残ってしまうのです。

2.冷房や温度差で…夏の肌も乾燥している!
乾燥肌といえば冬に起こるイメージがありますね。でも、秋に向けて少しずつ気温や湿度が低下し、お肌が冷房にさらされている今の時期は、実は乾燥しやすい時期なのです。
また、紫外線のダメージによってもお肌は乾燥してしまいます。

3.気温の低下は血流も悪くする!
気温の低下はお肌の乾燥を招くだけではありません。お肌の代謝に影響する血流も悪くしてしまうのです。血流が悪くなると、顔色がくすみがちに。また、せっかくケアをして美白成分を与えても、届きにくくなってしまいます。

美白にはどんな栄養素が必要?

美白を実現するには、まずシミの元となるメラニンを撃退することが大切。
そこで大切な栄養素がビタミンCです。ビタミンCにはメラニンを還元する作用があると言われており、美白が期待できます。
また、メラニンの生成には活性酸素が大きく関係しています。その為、美白には、メラニンを還元するだけでなく、この活性酸素を除去することも大切です。
その活性酸素を除去するには、抗酸化物質の摂取がポイント。リコピンやアスタキサンチン、βカロテンなどが抗酸化物質として有名です。
さらに、大切なのがたんぱく質の摂取です。たんぱく質はお肌などの私たちの体を作る成分。お肌が乾燥していたり、血流が悪くなっていたりすると、せっかくのメラニンケアが無駄になってしまうことがあります。ですから、お肌の材料となるたんぱく質をしっかりと摂ることはとても大切なのです。
また、血流をよくするビタミンEや、お肌の乾燥を防ぐβカロテンも一緒に摂取するとよいでしょう。
それでは、これらの成分を含むおすすめ食材をご紹介していきます。

美白におすすめの食材8選

1.モロヘイヤ
モロヘイヤは野菜の王様と呼ばれる程、栄養素が豊富。美白が期待できるビタミンC・βカロテン・ビタミンEの3つが豊富に含まれています。モロヘイヤの旬は初夏から秋の初めにかけて。旬のうちに味わっておきたいですね。

2.たまご
「完全栄養食」と呼ばれていたこともあるたまごも栄養豊富です。美肌が期待できる成分では、たんぱく質、βカロテン・ビタミンEの3つが豊富。これらの成分はゆでてもあまり減りませんので、ゆで卵をストックしておくと手軽に食べることができます。

3.プロセスチーズ
プロセスチーズというとカルシウムのイメージがありますよね。でも実は、プロセスチーズにはたんぱく質が豊富。また、βカロテン・ビタミンEも含まれています。
朝食のトーストをチーズトーストにしたり、1口タイプのチーズを常備したりして上手に取り入れましょう。サラダへのチーズのトッピングもおすすめです。

4.赤ピーマン
赤ピーマンにはビタミンC・βカロテンが豊富に含まれています。ビタミンCは水に溶けやすい為、生で食べるのがおすすめです。ピクルスや漬物にしておくと、いつでも食べることができて便利です。

5.柿
これから旬をむかえる柿には、ビタミンC・βカロテンが豊富に含まれています。デザートやおやつにおすすめです。また、干し柿も日持ちがして便利です。

6.紅鮭
紅鮭には、抗酸化物質であるアスタキサンチンが豊富に含まれています。そしてもちろん、たんぱく質も豊富。秋鮭はこれからが旬なので、食卓に取り入れてみてくださいね。

7.トマトジュース・トマト水煮
トマトには抗酸化物質であるリコピンが豊富に含まれています。そして、そのリコピンが濃縮されているのがトマトジュースやトマトの水煮です。お野菜などのトマト煮の他、カレーやシチューに入れると旨みも加えることができます。

8.アーモンド
アーモンドにはビタミンEが豊富に含まれています。そしてなんといっても手軽に食べられるところが嬉しいポイントです。無塩タイプのローストしたものがおすすめです。おやつの他、サラダのトッピングに使うこともできます。

夏の終わりのお肌のダメージは大きいからこそ、美白には内側からのケアが大切。そして、シミの元に効果が期待できる成分だけでなく、乾燥や血流をよくする成分も摂取することがポイントです。
バランスの良い食事に、美白が期待できる食べ物を上手に取り入れて、美肌を目指しましょう!

<筆者プロフィール>
永吉峰子(ながよし・みねこ)
管理栄養士。大手小売企業にて店長、商品開発を経験後、
現在は「健康」「食」に関する執筆を中心に活動中

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