子育て

2016/09/12

お友だちとの差を感じたときに、早生まれの子どもたちへの言葉かけで大切にしたいこと

この記事の監修/執筆

チャイルド・ファミリーコンサルタント川合 良子

お友だちとの差を感じたときに、早生まれの子どもたちへの言葉かけで大切にしたいこと

運動会などの行事では、子どもの様子に焦りや不安を感じることも・・・

チャイルド・ファミリーコンサルタント(CFC)の川合良子です。
私は小4(10歳)の娘と小2(7歳)の息子がいます。

長い夏休みが終わり、新学期が始まりましたね。

地域や園・学校によって、違いはありますが、新学期が始まるとすぐに
運動会の練習がはじまるところが多いのではないでしょうか。
まだまだ残暑厳しい季節ですが、運動会に向けてクラスで一丸となって熱く盛り上がる
子どもたちの姿に、ちょっと羨ましくなったりもします。
大人にとって、そんな機会はもうなかなかないですよね。

そんな運動会の季節も、息子が幼稚園のころは、私にはちょっとした悩みの季節でした。
年中さんの頃から、毎年「ぼく、リレーのせんしゅになりたい(でもなれない)」
ということを言うようになったからです。

2月生まれの息子は、同じ学年のお誕生日が早いお友だちに比べて、
身体も小さく、発達もゆっくりです。
幼稚園のころは、特にその差が大きく、「よーいドン!」で走ると、
ちょっとかなわないな〜という差がついてしまっていました。
さらに、家では、4月生まれで発達の早い姉がリレーの選手に選ばれて嬉しそう。
そんな状況で素直に悩む息子を前に、どう声をかけようか、当時の私は悩んでいました。

そんなとき、みなさんはどんな風に声をかけるでしょうか?

焦らず前向きなプラスの言葉かけを

ついつい、ママ自身の不安や焦りを言葉に乗せて、
「あなたは走るのが遅いから」
「〜くん(お友だち)は運動神経がいいわね」
「あなたは身体が小さいしまだ無理よ」
という風に声をかけてしまいがちです。

そんなとき、子育ての専門家としてCFC(チャイルド・ファミリーコンサルタント)が、
お勧めしているのは、マイナスな言葉かけをしないで、前向きにプラスの言葉を
かけてあげる、ということです。

私も、「リレーのせんしゅになりたい」という息子に「2月生まれさんだから、
今、身体が少しずつみんなに追いつけるように準備しているところだよ。
そのうち必ず追いつくから、追いついたときに早く走れるように、
練習しておくといいと思うな。」ということを伝え続けました。

成長を信じてポジティブな言葉を伝えよう

そんな息子も今年は小学2年生。
小学校に入学したときに、「リレーの選手になりたいから」と、本人の意思で放課後の
陸上競技の課外授業に参加し、毎週、練習を続けてきました。
そして、身体も発達も、ようやくお友だちに追いついてきた今年、
なんとクラスのリレー選手候補に入れてもらえたようです。
その中から選手になれるのは2人。予選会はどんな結果になるでしょうか。
選手になれてもなれなくても、前向きな言葉をかけてあげたいなと思っています。

無意識な幼児期の子どもたちは、周りからかけられる言葉によって自分を作っていきます。
「走るのが遅い」と言われてしまうと、そのように自分のことを認識していきます。
特に早生まれのお子さんは、周りのお友だちと比べて、ママ自身が
焦ってしまうことも多いと思いますが、時期がくれば、きっとできるようになる、と
成長を信じて待ってあげられると素敵ですね。


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