薬(処方薬・市販薬)

市販の薬で飲んでも大丈夫なものはありますか?

妊娠中に風邪を引くと、気軽に薬も飲めず、辛いものです。長引く風邪に精神的にも参っているという相談者さんに、看護師さん達から以下のように回答が寄せられています。

20代女性からの質問:「妊婦が飲んでもよい風邪薬について」

妊娠中です。体調管理には気をつけていましたが、ついに風邪を引いてしまいました。妊婦は薬を飲んではいけないと思い、症状が辛くても我慢をしていましたが、なかなか良くならず、精神的にも参ってしまいました。具体的な症状としては、喉の痛み、咳、鼻水といったような感じです。市販薬で、妊婦でも飲めるような薬はあるのでしょうか?(20代・女性)

安定期なら問題ないものもあるが、まずは薬剤師に相談を

最近の市販薬は厳正な審査を通過し認可されているものなので、安定期なら服用しても問題はないものもあるようです。ただし、薬剤師さんに相談した上で、というのが共通意見です。

妊婦さんは薬を使ってはいけないという認識がありますが、お母さんが体調不良ですと赤ちゃんによい影響は与えませんので、お母さん自身の体調を整える必要があります。安定期に入れば使える薬は多いですし、最近の市販薬は医療機関での認定を得ているため、用量や用法を守って2~3日の短期間使用であれば問題ありません。心配でしたら、薬剤師に相談されるといいでしょう。(産科・婦人科看護師)
一般的な薬局で売られている薬には、赤ちゃんに奇形を起こす可能性があるものはほぼゼロと言われています。特に外用薬はその部分に作用するだけですので、心配する必要はないと産科の先生も言われていました。しかし、薬剤師に妊娠中であることを話し、確認した上で購入された方が安心で安全ですね。(看護師)
妊娠中に薬を使うのは、赤ちゃんへの影響が気になって不安になりますね。本来は産婦人科の主治医に、母体にも赤ちゃんにも影響の出ない薬を出してもらうのが一番安心ですが、それが難しい状況なのかもしれません。どうしても病院に行けない場合には市販のお薬でも仕方ありませんが、妊娠中は何事も安全が大切ですので、薬剤師のいる薬局で相談されてはいかがでしょうか?(一般内科看護師)

市販薬の使用に懐疑的な意見も

一方で、市販の薬を使用せずに医者に掛かることをお勧めする意見もあります。今後再び風邪を引かないよう、予防策もぜひ参考になさってください。

妊娠中に内服してよい薬は市販されていませんので、辛い時は早めに受診し、胎児にも影響のない薬を処方してもらうことをお勧めします。何か分からない薬を内服する事で無意識のうちに副作用が胎児に与える影響は大きく、赤ちゃんに障害を残す可能性もあるため、安全ではないものは服用しない方が無難です。(一般内科看護師)
薬以外にも風邪予防として、ビタミンCを多く含む食品を中心にバランスのとれた食事をする、外出後の手洗いやうがいを心がける、部屋を乾燥させない、などあります。症状が長引くようなら、主治医に相談されるとよいでしょう。(呼吸器科看護師)

市販薬肯定派と否定派の両意見がありましたが、時間や状況が許されるなら病院へ、それが難しい場合は、薬局で薬剤師に相談するのがよいようですね。


2015/02/01

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