痒み

2015/02/05

妊娠中の身体のかゆみ…どうしたらいい?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠中の身体のかゆみ…どうしたらいい?

デリケートな妊娠期にはさまざまなアクシデントが起きるものですが、今回は身体がかゆくてたまらないというプレママからの相談です。かゆみ止めも効果がないという彼女に専門家からどんなアドバイスが寄せられたでしょうか?

プレママからの相談:「身体がかゆくて仕方がありません」

妊娠24週です。妊娠中期に入ってから身体がかゆくて仕方がありません。特に胸のあたりがひどく、一度掻くと掻きむしりたくなり、そのうちお腹までかゆくなります。市販のかゆみ止めを塗ると、いったんはおさまりますが、またすぐかゆくなり、赤ちゃんへの影響も気になります。病院に行った方がいいでしょうか?(20代・女性)

妊娠による身体の変化が原因。肌を刺激せず、ストレスも避けて。

妊娠による身体の変化がかゆみの原因のようです。下着は締めつけないものを選ぶなど、肌を刺激しないようにするとよい、との意見が寄せられました。

妊娠中は肌が敏感で乾燥しやすく、ホルモンのバランスや、子宮が胆嚢を圧迫して胆汁の流れが悪くなったり、肝臓に負担がかかったりするとかゆみが発生します。(産科・婦人科看護師)
妊娠中はホルモンのエストロゲンが急激に増加、また大きくなった子宮で肝臓が圧迫されることで肝機能が低下すると考えられます。そうなると肝臓に胆汁が貯まり、皮膚にまで影響してかゆみの原因になります。 (消化器科看護師)
下着の締めつけ、乾燥からもかゆみが起こると考えられます。ホルモンバランスの変化によるかゆみであれば、妊娠性痒疹(ようしん)という症状が考えられます。(消化器科看護師)
乾燥でもかゆみは誘発されます。保湿クリームを定期的に塗るのも予防の1つです。また、ストレスでもかゆみは強くなります。散歩など定期的に気分転換しましょう。(消化器科看護師)
刺激の少ないボディーソープや、肌に優しい締めつけない下着を使いましょう。ナイロンタオルは避け、かゆみが強い時は手で洗うようにしてください。入浴後は保湿クリームで乾燥を防ぎましょう。(産科・婦人科看護師)

かゆみ止めは病院で処方してもらうのがベスト。市販薬は説明書をよく読んで。

かゆみがおさまらない時は病院でかゆみ止めを処方してもらうのがよいようです。市販薬の中には妊娠中の使用には注意が必要なものもあるとの声がありました。

かゆみ止めの塗り薬は問題ないと思いますが、ステロイドが含まれている薬もあります。長期の使用は避けた方がよいものや、妊婦の使用は注意と書かれたものもあるので、説明書をよく読み、薬剤師と相談してから購入してください。(産科・婦人科看護師)
かゆみが強くてどうしようもない時は主治医に相談し、妊婦が使えるかゆみ止めを処方してもらいましょう。 (産科・婦人科看護師)
市販の塗り薬は赤ちゃんには影響ありませんが、改善しないようなら、皮膚科で外用薬を処方してもらった方が効果は高いと思います。(消化器科看護師)
皮膚科を受診する際には妊娠していることを伝えてください。また次回健診時には皮膚科を受診したことを伝えましょう。通院中の産科でも妊娠性痒疹(ようしん)に対応してくれる可能性もありますので、一度相談してみてもいいかもしれないですね。(消化器科看護師)

かゆみを抑えるには肌を刺激しないよう心がけるのがよさそうです。場合によっては病院で相談し、薬を処方してもらいましょう。


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