葉酸の多い食品

2016/09/15

厚生労働省も推奨!妊娠・妊活中は葉酸の多い食品を摂ろう

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厚生労働省も推奨!妊娠・妊活中は葉酸の多い食品を摂ろう

赤ちゃんの健康な発育は妊娠中のお母さんの願い。厚生労働省は、赤ちゃんが健康に発育するために妊娠中や妊活中の人に葉酸の摂取を推奨しています。今回は、妊娠における葉酸の大切さと葉酸の多い食品について解説します。

妊娠初期に起こる胎児の先天異常とは

神経管閉鎖障害という病気をご存知でしょうか。これは、胎児に起こる先天性の脳や脊椎の癒合不全のことです。そのうち特に多いのは脊椎の癒合不全である「二分脊椎」で、その発生頻度は0.05~0.06%程度です。その他にも脳が発育しない「無脳症」というものもあります。

これらの病気になると、死産になったり出産できても生存率が低いことが多く、成長してからも身体に障害が残る場合もあります。

先天異常を防ぐために厚生労働省が葉酸摂取を推奨

神経管閉鎖障害のような先天異常を防ぐため、1980年代から欧米を中心に研究が盛んに行われてきました。その結果、ビタミンB群の一種である葉酸が神経管閉鎖障害のリスク低減に効果があることがわかりました。

神経管閉鎖障害は、妊娠のごく初期に起こることが多い病気です。研究によると、一定量の葉酸を妊娠1カ月前から妊娠3カ月までの間に摂取することで神経管閉鎖障害のリスクが低減することが判明しました。そのため、厚生労働省では妊娠を計画している女性は妊娠の1カ月以上前から葉酸をはじめとしたビタミンを多く含む食事を摂ることを推奨しています。その推奨摂取量は1日0.4mgで、葉酸の多い食品やサプリメントを摂ることが薦められています。

葉酸の多い食品は?

では、葉酸の多い食品とはどのようなものでしょうか。葉酸が特に豊富な食品は、以下の通りです。
□レバー
□うに
□枝豆
□ホウレンソウ
□モロヘイヤ
□芽キャベツ
□ブロッコリー
□焼きのり
□ウナギの肝
□たたみいわし

葉酸は水に溶けやすく熱に弱い性質を持つため、調理の際に50%近く失われやすいです。また、食品中の葉酸の体内での利用効率は、さらにその50%になるという研究もあります。そのため、摂取推奨量より多めに葉酸を摂取することが必要です。

葉酸は胎児の発育に欠かせない大切な栄養素です。妊娠中や妊活中の女性は、枝豆やホウレンソウ、レバーなどの葉酸の多い食品を積極的に食事に取り入れましょう。また、食事だけでは摂取しきれない葉酸に関してはサプリメントの活用もおすすめです。


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