葉酸をサプリメントでとる

2016/09/15

過剰摂取に注意!葉酸サプリの副作用

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過剰摂取に注意!葉酸サプリの副作用

葉酸サプリを飲む際は、用法と容量を守りましょう。1日の上限を大きく超えて飲み続けると、身体に悪影響が及びます。妊娠中は胎児への悪影響も懸念されるので注意が必要です。今回は、葉酸サプリの副作用について解説します。

葉酸の摂取量の上限

葉酸の摂取量の目安は、妊娠していないときで1日あたり240μg、妊娠前から妊娠4カ月までは400μg、妊娠中期から出産までは480μg、授乳中は340μgです。摂取量の上限は1000μgで、これ以上の摂取は次のような副作用のリスクが高まります。

(1)食欲不振
(2)不眠症
(3)吐き気
(4)むくみ
(5)かゆみ
(6)呼吸障害

妊娠30週~34週に1日1000μg以上の葉酸を摂取し続けると、胎児が喘息になるリスクが25%上がるという研究結果があります。過剰摂取しなければ身体に問題は起こりません。

葉酸の吸収率

葉酸には食品に含まれるポリグルタミン酸と、サプリに使用されるモノグルタミン酸があります。ポリグルタミン酸の吸収率は約50%、モノグルタミン酸は約85%です。葉酸を多く含む食品を1000μg分の摂取を続けても、実際に取り込まれるのは500μg程度であるため副作用の心配はありません。しかし、サプリの場合は吸収率が高いため、400μgのものを3粒飲めば上限を超えてしまいます。

化学合成されたものや添加物が含まれたもの

モノグルタミン酸には天然のものと化学合成されたものがあります。化学合成されたものは肝臓に蓄積されやすいため、副作用のリスクが高いといわれています。

葉酸サプリに含まれる添加物の1つであるショ糖脂肪酸エステルは染色体異常を招き、ダウン症などのリスクを高めます。着色料や香料などが含まれたものは胎児の喘息やアトピーのリスクを高めるともいわれているため、極力添加物が使われていないものを選びましょう。

カルシウムや鉄分、ビタミンAなど様々な栄養素が配合された葉酸サプリがあります。ビタミンAは妊娠中に過剰摂取すると奇形児が生まれるリスクが高まるため、食事で摂る分と併せて1日の摂取量の上限である3000μgを超えないものを選びましょう。

<まとめ>

摂取量の上限を守れば副作用は現れません。しかし、添加物が含まれたものや化学合成されたものは胎児への悪影響が懸念されます。サプリに含まれている葉酸は吸収率が高いため、上限を超えないよう注意が必要です。


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