葉酸の効果

2016/09/15

妊活中なら知っておきたい、葉酸の様々な健康効果

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妊活中なら知っておきたい、葉酸の様々な健康効果

妊活という言葉が広く使われるようになりました。妊活するにあたって、生活習慣の見直しなど身近なところから取り組むことができます。今回は妊娠に効果的な葉酸について解説します。

増加傾向にある不妊症

子どもを持ちたいと思い性交渉をしているにも関わらず、1年以上妊娠しない状態が不妊症です。5~10組に1組のカップルが不妊症に悩んでいるといわれており、不妊症の原因の一つに加齢があります。30歳を過ぎると徐々に妊娠し辛くなることが分かっています。

1980年と2010年の日本女性の第一子出産年齢を比べると3.5歳の差があることが分かります。晩婚化や出産年齢の高齢化に伴い、不妊症は増加傾向にあります。

【日本女性の第一子出産年齢】
◆1980年・・・26.4歳
◆2010年・・・29.9歳

妊活とは?

不妊症に悩むカップルが増える中で、妊活という言葉が聞かれるようになりました。妊活とは妊娠するために積極的に活動する、自然妊娠できるための身体作りをすることを指します。医療機関で行う不妊治療だけでなく、食生活の改善などの生活習慣の見直しも妊活に含まれます。

妊活に活用できる葉酸の効果

厚生労働省が妊娠を希望している女性に対し、積極的な摂取を推奨している栄養素があります。それが葉酸です。核酸の生成や赤血球の細胞の生成、細胞分裂の促進に関わる葉酸には妊活に活用できる以下の効果が期待できます。

◆子宮内膜を厚くする
◆健康的な卵子を育てる
◆卵巣の機能を高める
◆胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを軽減する
◆胎児の発育を助ける

妊娠前から葉酸を摂取することが大切と言われている理由は、胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを軽減するという点です。神経管閉鎖障害は二分脊椎症(にぶんせきついしょう)と無脳症は葉酸を摂取することで予防できるといわれています。特に無脳症は流産や死産の割合が高くなります。

妊活中は1日に400μgを目安に葉酸を摂取することが望ましいとされています。サプリメントや食品から葉酸を摂取することが必要です。妊活の始めのステップとして葉酸を積極的に摂取しましょう。


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