妊娠中の病気・身体の悩み

難産かどうかは、見た目のお腹の大きさでわかるの?

妊娠中あまり体重が増えすぎると、難産になると言われています。お腹が少し大きめの相談者の方は「出産が大変かも」と言われたのですが、見た目の大きさだけで難産かどうか判断できるのでしょうか。看護師さんたちが答えてくださいました。

お腹の大きさについての相談:「お腹が大きめだと、難産になる可能性が高いのでしょうか?」

現在36週でお腹の赤ちゃんは推定2500gぐらいといわれています。標準体重の範囲で順調だと医師に言われましたが、年配のベテラン看護師さんに「お腹少し大きめね。産む時大変よ」と言われました。他の看護師さんにそのことをこっそり伝えたら「お腹の大きさは人によるから大丈夫ですよ」と言ってくれましたが、本当の所はどうなのでしょうか。 (30代・女性)

お腹の大きさで、分娩の大変さが決まるわけではない

羊水の量などは個人差があるため、お腹が見た目大きいからといって難産になるということではありません。赤ちゃんが大きかったり、妊婦さん自身の体重が増えすぎてお腹が大きいという場合は、産道付近にも脂肪がついて難産になりやすいようです。

分娩が大変になるのはお腹の大きさではなく、赤ちゃんの大きさや骨盤の狭さ、産道の問題です。同じ周期でも、胎児や骨盤の大きさ、羊水の量などによってお腹の大きさは違うので、主治医が標準体重の範囲内で順調と言ったのなら、心配ないでしょう。(産科看護師)
「お腹の大きさ=分娩の大変さ」ではありません。大事なのはご自身の体重増加とお腹の赤ちゃんの大きさです。お腹の赤ちゃんが標準体重で、母体の体重も管理されている状態なら、お腹の大きさはそれ程気にしなくてもよいと思います。ただ、母体の体重が増えすぎてお腹が大きい場合は、見える部位のみならず子宮や産道にも脂肪がつき、赤ちゃんが下りてきづらくなり難産になることもあります。(内科看護師)

動きにくくても、日頃から軽い運動を

お腹が大きいと日常の動作もしにくく、運動不足になりがちです。医師から特に注意がなければ、日頃から軽い運動などをして体力・筋力をつけておき、出産に備えるとよいでしょう。

お腹が大きくても、ウォーキングや軽い運動をして体力をつけたり、赤ちゃんが出て来やすくする体操などをしておけば分娩もかなり変わってきます。母体・胎児ともに標準体重の範囲内をキープし、お腹の大きさにとらわれず安産に向けて頑張ってくださいね。(看護師)

母子共に体重に問題がなければ、お腹が大き目だからといって難産に繋がるわけではないようです。看護師さんからアドバイスがあったように、少し運動不足かなと感じることがあれば、ウォーキングや家事や散歩などこまめに身体を動かし、出産に向けて体力をつけておくとよいですね。


2015/02/07

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