産後の生理

2016/09/28

産後の生理痛に変化はあるの?気になる原因と対策

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産後の生理痛に変化はあるの?気になる原因と対策

妊娠や出産は身体にさまざまな変化を及ぼします。産前は生理痛を感じたことは無かったのに、産後に生理が再開したときにひどくなってしまうケースもあるようです。ではなぜ、産後に生理痛が悪化してしまうのでしょうか。今回は産後の生理痛が変化する原因と対策についてご紹介します。

産後、生理痛がひどくなる原因

妊娠前に比べて生理痛がひどくなってしまう主な原因には、以下の2点が挙げられます。

(1)骨盤の歪み
出産に向け広がった骨盤がもとの位置に戻れずに歪んでしまうと子宮にも影響を及ぼし、生理痛がひどくなるといわれています。

(2)ストレス
産後にかかわらず強いストレスが加わるとホルモンバランスが乱れてしまうため、生理が遅れたり、生理痛の症状がひどくなることがあります。特に、産後は慣れない育児や睡眠不足などによって多くのストレスを抱えてしまいがちで、これにより生理の症状がひどくなるケースがあります。

あまりにひどい生理痛は病気の可能性も

生理痛の症状があまりにひどい場合は、子宮内膜症を発症している可能性があるため注意が必要です。
子宮内膜症は子宮内膜が卵巣や卵管などといった子宮外にできてしまう病気です。子宮内膜症にかかってしまうと生理のたびに出血を起こしますが、体外に排出されることがないためひどい生理痛が伴います。子宮内膜症は不妊の原因にもなるため、注意が必要です。

産後の生理痛の改善策

(1)骨盤矯正
骨盤の歪みによって生理痛の症状がひどくなっている場合は、整骨院などで骨盤矯正を行うことをおすすめします。産後半年を過ぎていない場合は骨盤が矯正しやすい状態にあるため、骨盤ベルトや簡単な骨盤体操などを用いて、自分で対策することも可能です。

(2)食生活の改善
ストレスによって乱れたホルモンバランスは、食生活を見直すことによって改善できます。特に大豆製品に多く含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンと似た働きをしてくれるためおすすめです。豆乳や大豆、納豆などを積極的に食べましょう。

(3)薬の服用
どうしても生理痛の症状が改善しない場合に、服用できるものとして低用量ピルが挙げられます。しかし、ピルの成分は母乳に溶け込んでしまう危険性があるため、授乳中に服用することはできません。ピルのほかにも授乳中に服用できる薬はあるため、どうしても症状が改善しない場合はかかりつけの医師に相談してみましょう。

産後の生理痛は妊娠前と症状が異なる場合もあります。症状があまりにもひどい場合は病気の可能性もあるため、早めにかかりつけの医師に相談しましょう。


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