便秘

2015/02/09

妊娠中の頑固な便秘。排便を促す食事を教えて!

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠中の頑固な便秘。排便を促す食事を教えて!

もともと女性は便秘がちと言われていますが、妊娠するとその症状が更に悪化し、ひどい場合1週間以上も排便がない人も。お腹の赤ちゃんを気にして、排便時に強くいきむこともできないという相談者の方に、看護師さんたちのアドバイスとは。

便秘について妊婦さんからの相談:「便秘が悪化。スムーズな排便は食事で改善できる?」

もともと便秘体質で、妊娠前は週に2~3回の排便ペースだったのが、妊娠中期ごろから更に悪化して週に1回になってしまいました。ヨーグルトを食べたりしても上手くいかず、トイレで踏ん張るのもお腹に力が加わるので、赤ちゃんは大丈夫かなと心配です。便秘に効く、妊婦にお勧めの食べ物はありますか?できるだけ薬には頼りたくないのですが、下剤などを処方してもらう方がよいでしょうか。(20代・女性)

水溶性と不溶性の食物繊維をバランスよく!

便秘解消に効果があるとされる食物繊維は、水に溶けやすい水溶性と溶けにくい不溶性の2種類が。両方必要なので普段の食事にバランスよく盛り込み、また、麦茶などの飲み物を十分にとりましょう。

便秘に効果のある食物繊維は水溶性と不溶性に分けられ、どちらもバランスよく摂らなければ便秘は解消できません。海藻類は水溶性食物繊維が豊富で、サツマイモやゴボウ、大根などの根菜類は不溶性食物繊維です。他にも、乳製品やオリゴ糖には便を柔らかくする作用があり、ヨーグルトにバナナやプルーンを入れて食べれば、乳酸菌もオリゴ糖も食物繊維も一度にとることができてオススメです。(産科看護師)
水分不足は便秘の原因になるので、麦茶などのノンカフェイン飲料を積極的にとりましょう。個人的にゴボウ茶がオススメで、便秘解消にも役立ち利尿作用もあるので、むくみ予防にもなります。しかし効き目が強い場合、人によっては下痢や子宮の収縮作用が若干あるため、妊娠初期や飲みすぎには注意が必要です。(産科看護師)
食事はなるべく消化のよいものを摂り、野菜多めの食事にするだけでも便秘は改善すると思います。(内科看護師)

頑固な便秘には、下剤の服用を検討してみても

食生活など気をつけていても、便秘が解消されないこともあるかもしれません。そんな時は、無理に我慢せず主治医に相談すれば、妊婦でも使用可能な下剤を処方してくれます。

身体を冷やさないようにし、軽い運動や散歩をして腸の動きをよくしましょう。そして、便意を感じたら我慢しないこと。我慢すると便が硬くなり、更に排便しにくくなります。どうしてもだめな時は薬の使用もやむを得ません。妊婦も使える下剤はありますし、内服薬に抵抗があるのなら座薬や浣腸もあるので主治医に相談してください。(産科看護師)
どうしても妊娠中は便秘になりがちです。力を入れるのは少し心配かもしれませんが、それ程気にする必要はなく、出産時にいきむ練習にもなるので短時間なら力を入れても大丈夫です。しかし心配なら、産科で下剤を処方してもらうのも1つの方法です。漢方など、お腹の赤ちゃんに影響がない下剤もあります。(内科看護師)

妊娠すると、普段以上に便秘になりやすいものです。日頃から軽い運動などで腸の動きを活発にし、水溶性と不溶性の食物繊維をバランスよく摂ることが便秘解消のコツだと教えていただきました。それでも辛い便秘が続くなら、主治医に相談して下剤を処方してもらうのもよいでしょう。


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