偏食

2015/02/10

つわりのためひどい偏食に。母体や胎児への影響は?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

つわりのためひどい偏食に。母体や胎児への影響は?

妊娠してつわりが始まると、食べられるものが限られ栄養が偏ってしまうことも。食べづわりがひどく、しかも特定のものしか身体が受け付けないので栄養面で心配だという妊婦さんに、看護師さんたちがアドバイスをしています。

食べづわりについての相談:「食べづわりで、お菓子やウーロン茶ばかり口にしてしまいます」

現在妊娠10週目ですが、つわりがひどくてまともな食事がとれません。食べられるものといえば、ゼリーかフライドポテトかスナック菓子。飲み物もウーロン茶がさっぱりして飲みやすいので1日に1Lほど飲むのですが、カフェインは胎児に良くないといいますし、やめた方がよいのでしょうか。食べづわりなので常に何かを食べていないと気持ちが悪く、食べられるものを食べ続けるという状況ですが、このままで良いのか心配です。(20代・女性)

今の時期は、食べられるものでよいでしょう

つわりが辛い妊娠初期の間は、食べられるものを食べるとよいでしょう。とはいえ、スナック菓子の類はカロリーが高いので、できればもう少し、油や塩分控えめのものにした方がよいですね。

妊娠初期であれば、お母さんが蓄えている栄養でも胎児は育つので、無理して食べる必要はありません。しかし、できればスナック菓子より果物や手作りのお菓子、茹でた野菜などがよいでしょう。つわりがおさまれば、バランスのとれた食事を摂るようにしてください。(産科看護師)
つわりがある間は「食べられるものを食べられるだけ」で構いませんが、つわりが一時的に良くなった時や終わった後には、健康的な食事を心がけるようにしてくださいね。フライドポテトやスナック菓子は体重が増え過ぎる原因となるので、カロリーが低く健康的な間食を見つけてそれに替えるのもよいと思います。おしゃぶり昆布、飴、小魚類やコンニャクゼリーなど、できるだけ赤ちゃんとお母さんの身体に良いものをお試しください。(内科看護師)

ウーロン茶100mlあたり、20mg前後のカフェインが!

カフェインを摂りすぎると、胎盤を通じてお腹の赤ちゃんに影響があることもあります。ウーロン茶も少量なら問題ないですが、1日1Lは少し多いかもしれません。ウーロン茶に代わる他のものがないか、試してみるとよいでしょう。

ウーロン茶100mlあたりに20mg前後のカフェインが含まれています。カフェインは胎盤を通して赤ちゃんに運ばれ、まだ排出が上手くできない赤ちゃんの体内に長く残存しますし、赤ちゃんがカフェインにより興奮したりすることもあります。また、早産や発達障害とカフェインを関連づけた研究も見られます。(内科看護師)
ウーロン茶は少量ならよいですが、鉄分の吸収を阻害するタンニンやカフェインが含まれているので、大量に飲むのはよくありません。できれば麦茶などにかえてください。(産科看護師)
ウーロン茶をカフェインレスの紅茶に変えてみてはいかがでしょうか。紅茶であれば、ノンカフェインやデカフェ(カフェインを抜いたもの)が市販されているので、安心して楽しめると思います。(内科看護師)

つわりで食べ物の趣向が変わることはよくあるようですが、特定のものに偏りすぎるのは、ママにもお腹の赤ちゃんにもあまりよくありません。また飲み物に関しては、ノンカフェイン飲料が色々と販売されているので、自分に合うものを見つけてみてくださいね。


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