食事

つわりで冷たいものばかり口にしてしまうけど、大丈夫?

妊娠するとつわりのせいで、食べられるものが限られてしまうという人も多いのではないでしょうか。冷たいものしか受け付けず、身体に悪いのではと悩む相談者の方に対し、つわりの時期の食生活について看護師さんたちのアドバイスとは。

つわりの時期の食事についての相談:「冷たいものしか受け付けませんが、身体に悪いのでは?」

妊娠初期のつわりの頃は、食べられるものだけ食べればよいという話を聞きましたが、本当でしょうか。冷たいものやさっぱりしたものしか受け付けず、食べたり飲んだりできるのは、グレープフルーツなどの果物や、ジュース・炭酸水などの冷たいものばかりです。先輩ママたちは「それでも仕方ない」という人と「身体を冷やすからよくない」という人もいて、どうしたらよいか悩んでいます。(30代・女性)

できるだけ身体を冷やさないような工夫を

冷たいものしか口にできない場合、身体を冷やさないように衣類などで温かく保つ工夫をしましょう。また一度に食べる量が限られているなら、パッと口にできるおにぎりなどを準備しておくと、いつでも食べられて便利ではないでしょうか。

安定期に入りつわりが治まれば食べられるようになりますし、妊娠初期は母体に蓄えられた栄養でも赤ちゃんは育つので、無理に食べる必要はありません。冷たいものは身体を冷やしますが、厚めの下着や掛物でできる限り身体を冷やさないようにして、食べられるものは少しずつでも食べるようにしてください。(産科看護師)
食事量が少なければ、数回に分けて摂るようにしてください。炊き立てのご飯の臭いで吐き気が増強する妊婦さんが多いので、小さいおにぎりやクラッカーなど常備しておくとよいでしょう。またストレスはつわりを強くするので、食べなければと神経質にならず、先輩ママたちとのティータイムや趣味などで気分転換をしてください。(産科看護師)
妊娠初期のつわりの時期は、食べられるものを食べて体重が減らない様にすれば大丈夫です。しかし身体が冷えると子宮も冷えて、それが原因で流産する人もいるので、冷たいものばかり摂るのは良くありません。特に寒いこの時期、酸っぱいものがよいならホットレモンや、貧血予防の葉酸が含まれている妊婦さん向けのカフェインレスのレモンティーなどもよいでしょう。(内科看護師)

ジュースや炭酸飲料は、飲みすぎに注意!

妊娠中の水分補給は大切ですが、ジュースや炭酸飲料水ばかりでは身体によくありません。食事については、レモンなどを使いさっぱりとした味に仕上げると、比較的食べやすいようです。

市販の果物や野菜ジュースは保存料や甘味料が入っているものが多く、できれば自家製がよいでしょう。また、炭酸飲料には大量の砂糖が使われており、酸味を出すためのリン酸がカルシウムを体外に排出してしまうため、妊娠中はお勧めできません。少量ならよいですが、ノンカロリーのものにしてください。炭酸水のかわりに、レモン水を凍らせて吐き気がする時に口に含むと、口の中がさっぱりします。食事にも、レモンや生姜を使うと食べやすいかと思います。(産科看護師)

できれば温かいものを摂った方がよいですが、妊娠初期のつわりの頃は無理に食べる必要はないようです。糖分過多の炭酸飲料の摂りすぎに注意し、できるだけ身体を冷やさないようにしてください。


2015/02/12

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